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1-7.注意したい式の形とその計算練習
ここまでで扱ってきた式の形は、次の7つです。
0+(-3), (-2)+(-3), (-2)+5
4-(-1), 3-6, (-3)-4, (-2)-(-7)
上段の一行は整数の足し算で、下段の一行は整数の引き算ですね。
【ここからが本題】
注意したい形というのは、次の4つの式
(-2)+(-3), (-2)+5, (-3)-4, (-2)-(-7)
では先頭の括弧は省略して書いてもよく
-2+(-3), -2+5, -3-4, -2-(-7)
のようにも表現できます。この形が出てきてから混乱しはじめた記憶があります。当然、数学は苦手になりました、手の付けられないくらいに。
閑話休題。もう気づきましたか、「-2+(-3) を計算しなさい」と言われたら、
自分で括弧を補って、 (-2)+(-3) を計算すればいいのです。
具体的には、
-2+(-3)=(-2)+(-3)=-5
のように計算すればいいのです。では計算練習をしましょう。
練習1 次を計算してみましょう。これらの答えは少し下にあります。
① -4+7 ② -9-5
練習1の答え ①3 ②-14
練習2 次を計算してみましょう。これらの答えは少し下にあります。
① -3+(-7) ② -8-(-4)
練習2の答え ①-10 ②-4
最後 次を計算してみましょう。③、④は難しいですよ。
① -11+7 ② -8-15 ③ -(-3)+(-8)
④ -(-21)-(-17)
最後の答え ①-4 ②-23 ③-5 ④38
全問できたなら整数の足し算・引き算は卒業です。
もしもさっぱり分からなくても3つの方法があります。
最良の方法 「解らなくなったところまで戻って、もう一度やり直す」
いまでも専門書を読んでいて解らなくなったら、解るところまで戻って考え直しています。
残る2つの方法
その①「形で計算方法を覚えてしまう」
その②「因数分解を利用して解く」
※詳しい説明は、
タイトル:「とりあえず整数の足し算・引き算ができるようになりたいなら、こんな方法もあります。」
を見てください。もちろん、無料で読めます。▢
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