【レポ】25歳女オタが地獄を見たくてオタク街コンに行ってきました
というわけで、ずっと行ってみたかった「オタク街コン」に参加してきたのでレポを書いていこうと思います!お付き合いよろしくお願いいたします!
以下、簡単に私のスペックを記載しておきます。
①参加することになったきっかけ
正直に申し上げると、好奇心9割出会い1割です。
ちなみに、友達がいないので1人で参加しました。
②参加した街コンの概要
料金
男性:6400円
女性:500円
事前情報で聞いていた通り、男女の料金格差えげつねえ。とは言え、1万円近い金額で男性側の参加募集をかけられているオタク街コンがあることを踏まえると、比較的優しい料金設定だと思いました。
開催方式
回転寿司
③当日の流れ
1.受付
※シートの記入があるので時間に余裕を持って行く!
2.プロフィールシートの記入
3.自己紹介タイム
4.アプローチシート(3名まで)の記入
→スタッフが回収後、本人にまとめて手渡される
5.最終投票カードの記入
→カップリング発表で使用するためスタッフが回収
6.カップリングを発表
7.解散
④実際に参加してみて
極端に少ない/多い人数での開催を恐れていたのですが、結果的に男女同数(9:9)での開催になりました。これが多いのか少ないのか分からないけれど、初対面の人に話し続けるのって意外と体力が必要なので、ちょうどいい人数だったのかもしれません。
また、男性は高い料金を払ってきているのだからと女オタクなりにオシャレをしていきましたが、男女問わずカジュアルな服装の方が多かったです。
見るからにヤバい風貌の人はいないように感じましたが、チェックシャツを着ている方がいて「オタク君じゃーん!!!」と話しかけそうになりました。
ゴングが鳴り、自己紹介タイムが始まりました。
プロフィールカードを交換し合い、「へ〜○○に住んでいるんですか〜」「あっ、○○好きなんですか?私もです!」などとまずはお互いの共通点など身近な話題から話を広げていきます。
自己紹介タイムは体感7分くらい。相手によってはあっという間に過ぎ去りました。全くパーソナルな話をせずに、推しの話だけで終わった人もいます。
ただ一方で、私の傾聴スキルや秘技 ''質問攻め'' をもってしても通用しない相手もいました。全く話す気がない相手に「ふっ、おもしれー男…」となれるほど私も寛容ではないので、笑う他ありません。
さて、1人目の自己紹介タイムが終われば、当然2人目の自己紹介タイムが始まります。盛り上がった話題や印象など、忘れないうちにメモしておきたいのですが、その時間が全く与えられない点がすごくもどかしかったです。(特に男性は席移動がある分、ほとんどメモする余裕がなかったと思います)
そうこうしているうちに、9人との自己紹介タイムを終え、アプローチシートを記入する時間に入りました。本日お会いした異性の中から3名まで選んで、自由にアプローチすることができます。
各々のアプローチシートをスタッフが回収後、分別。その後、スタッフから手渡された封筒の中身を確認することで、誰からアプローチが来ているのか知ることができ、最終投票カードに誰かを記入するかという判断につながるというわけです。
結論から言うと、「誰からもアプローチされなかったらどうするんだよ…」と一抹の不安を感じていた私ですが、カップリング自体は成立しました。
さらに詳細の結果を申し上げると、
9人中6人からアプローチされました。
もしかして私って可愛い…?と本気で錯覚しそうになりましたが、カップリングになった男性に女性の年齢層を聞いたら「30代が多かった」と言っていたので、若さだけで選ばれているような気がします。
また、私自身の嗜好として萌えアニメや女性配信者など男性向けの作品やキャラを好む傾向にあるので、そういった点も男性的には需要があったのかもしれませんね。これはもはやチートです。
ちなみに、カップリング発表時の音楽が「ドラクエ 序曲」で、細かい所までオタク心をくすぐってくるのだなぁと感心しました。
⑤これから参加する方へ
私の反省点および実際に参加して感じたことを備忘録も兼ねて記載しておきます。これから参加する方は是非参考にしていただければと思います。
1.自分のことをまとめておくべきだった
今回私が参加した街コンでは、自己紹介タイム(=アピールタイム)が1回しかありませんでした。その場でいかに話を盛り上げられるか、相手に好印象を残せるか、お互いの共通点を見つけられるかが勝負の分かれ目になってきます。
その上で、会話の糸口になるプロフィールシートは大変重要なアイテムです。いかに充実させるかに命運がかかっていると言っても過言ではありません。
ただ、当日あまり時間がない状況下で、シートを埋めようとすると、意外と何を書いたらいいのか分からなくなる方も多いのではないかと思います。男性(女性)耐性がない方なら尚更、目の前に初対面の異性がいる環境で、思考を巡らすのは大変です。
また、今回のように '' オタク街コン ''であるにも関わらず、一般的な街コンや婚活パーティーで用いられていそうなプロフィールシートを渡されるケースも少なくないと思います。オタクの自分にアイデンティティを感じる(=他に趣味がない)タイプの方にとっては、難易度が高いかもしれません。
かくいう私も、好きなアニメや漫画については事前に記載する内容を考えてきたのにも関わらず、好きな映画や休日の過ごし方などについて聞かれた時に困惑してしまいました。書くことねえな、と。
なので、事前に自分のことをある程度まとめておく必要があったと感じました。オタク趣味についてはもちろんのこと、パーソナルな部分の質問に関しての回答も考えておくことをオススメします。
(③当日の流れにプロフィールシートを載せているので興味がある方はご覧ください。)
また、こういう場においては、他の同性との差別化を図ることが大切です。何がなんでも相手に強く自分を印象づけるしかありません。そのために、自分の経験やエピソードを掘り起こしておくのも、会話を広げやすくなるのでいいと思います。
「趣味:旅行」と記載するのであれば、話を振られた時に「この前宮古島に一人旅してきました」くらいのインパクトがあるネタを持ってこれる方が、話も盛り上がるし、覚えてもらいやすいですよね。
2.話しかけやすいオタクを演じましょう
当たり前ですが、人は一緒にいて安心できる人に好意を抱いたり、自分を受け入れてもらいたいと考えます。そのため、私は常に相手に関心を持つことや肯定的な返答をするように意識していました。
また、女性と男性で好きなジャンルが異なる傾向(※)にあるのは言わずもがなだと思いますが、オタクと一言に言っても方向性や深度が異なるのも理解しておいた方がいいです。軽率な発言で相手の地雷を踏み抜かないようにしましょう。
このような事態にならないためにも、プロフィールシートには出来るだけ多くの情報を記載することをオススメします。どうしてもこの作品を好きな人と繋がりたいんだ!という明確な目的がないのであれば、メジャーな作品を選ぶのが無難です。
とはいえ、「鬼滅の刃が好きです」「呪術廻戦面白いですよね」では有象無象のオタクでしかないので、プロフィールシートに思わず突っ込みたくなるような内容を記載しておくと良いと思います。
オタク街コンレポを読み漁っていた時に「遊戯王が好きすぎて大学でエジプト文学を専攻しヒエログリフを読めるようになった」オタクを観測しましたが、これですよこれ。まさに究極形ですね。
相手の話を途中で遮って話し始めたり、常に受け身な姿勢や態度は論外ですが、度が過ぎる自虐ネタは引かれる可能性があるので注意してください。ネットスラングを多用するのもやめましょう。
また、会話ができないとかそういう次元じゃなくて、全くと言ってもいいほど目が合わない人もいました。ククク…私ごときに恥じらうなんてオタク四天王の中でも最弱だけありますね…(褒めてる)
あまりにも挙動不審な態度はマイナス判定になりかねません。凝視されるのも嫌なので、適度に目を見て会話していただけると助かります。あと、胸を見るのはやめましょう。大抵の視線は気付きます。
コミュ力に関しては、一朝一夕では身につかないものなので何も言えませんが、会話を続けようとする姿勢だけは見せていきましょう。こちらの質問に対して、一問一答で返されるのはめちゃくちゃ困るのでやめてほしいです。早押しクイズじゃないので。
3.ある程度は武装する必要もあります
あの、ロリ顔で色白で巨乳でしっかり者で料理上手だけど自分に一途で適度に嫉妬してくれるオタク趣味に理解のある彼女が欲しいとか思ってませんか?
念のため言っておくけど、普通に過ごしていれば空から自分のことが大好きな女の子が降ってくると思っていたら大間違いです。現実見てください。
男性を例にとってみましたが、女性も同様です。恋愛市場はおそらく女性優位に出来ていると思いますが、それでも何もしていないのに出会いが降ってくる人なんていないと思った方がいいです。
(※ただし、イケメン・美女は除く)
だから、十分な成果が得られなくても、散々な結果だったとしても、異性との出会いを求めて街コンに参加しようと思っただけで私はすごいと思います。
ただ、人によって恋愛に対しての本気度は違うとは言え、男女ともにお金を払って参加していることもあり、なんだかんだ異性にある程度のレベルを求めているのでは?と思ったりもします。
なので、少しでも魅力的な自分を演出できるよう武装していこう!と最後にお伝えしたいです。「ありのままを全て受け入れてくれる人がいい」だなんて悠長なことを言っている場合ではありません。
武装といってもやるべきことは1つです。相手に不快感を与えないために、身だしなみを整えましょう。「それが一番難しいんだよ!」と阿鼻叫喚の声が聞こえてきそうですが、無視して話を進めます。
もちろんこのnoteを読んでくれている皆さんが、美男美女ばかりでないことも承知の上ですし、私が人様にとやかく言える立場ではないのも理解はしているつもりですが、これに関しては人と会う上で最低限のマナーだと思って聞いてください。
身だしなみについては、他のブロガーさんの記事なども参考にしていただければと思います。
ちなみに、今はマスク社会なのでただ目の前の相手とお話しするだけであれば、多少容姿に自信がなくても、最低限のコミュ力と見せかけの自信があればわりと雰囲気で誤魔化せたりします。ソースは私。
その場で誤魔化せたところで後々詰むのでは?と疑問に思った皆さん、なんだかんだで好意を抱いた異性の容姿って気にならなくなるものです。とりあえずは2人でご飯に行く関係になれることを優先しましょう。好きな人フィルターってマジで偉大です。
⑥おわり
今回地獄を見たくてオタク街コンに参加してみたのですが、コミュ力を鍛えるにはもってこいの場所でしたし、色んな方との出会いもあったので、それなりに楽しめました。あと、人生で一番モテました。
男女の金額差を考えると気軽に「みんな街コンに行こう!」と言えないのが現状ですが、強制的に出会いを作れる点など、異性とのコミュニケーションスキルを磨くといった意味では、街コンもツールとしてどんどん活用していくべきだなぁと思います。
このnoteを読んで少しでも興味を持っていただける方がいれば幸いです。拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
追記:2023年10月27日
Google検索、Yahoo検索等でこちらの記事に辿り着かれた方も多いかと思うのですが、「オタク街コンレポ」「街コンレポ」で検索をかけると上位に上がってくることが確認できました!(今まで知らなかったんです……圧倒的感謝……!)
公式マガジンに追加された、SNSで爆発的に拡散されている、等ではなく、「純粋に中身が評価されて閲覧数が伸びることあるんだ……?」とすごく不思議な気持ちですが、このnoteをきっかけに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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