世界大会に向けての焙煎プロファイル作り⑤
このシリーズも5回目を数え、今回もSNSでの告知のみに関わらず、多くの方がプロファイル作りで焙煎した試作のコーヒーであるにも関わらずご購入いただき本当にありがとうございます。また多くの方から応援のお言葉をいただきありがとうございます。
では、早速本題に入りたいと思います。
前々回の記事(世界大会に向けての焙煎プロファイル作り③)の三神コーチとのやり取りの最後の方で、三神コーチが、
で、この次なのですが、できれば新型ギーセンでのプロファイル設定をしたいところですが、
なかなか難しいところなので、更なる検証を行っていきたいと思います。
それを受けて私は、
三神コーチ、読者の皆さん、朗報です!
幸いな事に、関西で最新GiesenW6Aを近々導入されるロースター様にお願いして、プロファイル作りのために一度使わせていただく事の快諾を得ておりますので今しばらくお待ちくださいませ!
と返事を致しました。
阪田様
おお!
それは良かったですね!
新型が使用できるのであれば下記の5種のプロファイルを試してもらえればと思います。
【固定条件】
セットポイント250℃マックス
排気90Pa
回転数47Hz
①投入温度180℃
火力60%一定
終了202℃
②投入温度190℃
火力60%一定
終了202℃
③投入温度180℃
火力70%一定
終了203℃
④投入温度190℃
火力70%一定
終了203℃
⑤投入温度200℃
火力80%一定
終了205℃
これらで一通り窯のカロリーが策定可能だと思います。
⑤はStir Fried傾向がかなり強い焙煎ですが、
終了温度を高く(焙煎度を上げる)した場合にどの程度、
甘さ/質感を補完できるか見てみたいと思います。
宜しくお願いします。
三神
というやり取りがありました。前回(世界大会に向けての焙煎プロファイル作り④)は日程が合わなかったため、自分の旧型ギーセンで各フレーズの火力を変化させた場合の検証を行いました。
今回やっと6月に最新ギーセンW6A導入された大阪の辻本珈琲さんの快諾のもと、6月28日に上記のプロファイルを5バッチおこなってまいりました。
辻本さん、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。
⇊こちらがそのプロファイルです⇊
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