有田で1番最初にロクロで教えてもらったものはハマ作りでした。

はじめてのハマ作り。有田で1番最初にロクロで教えてもらったものはハマ作りでした。

何を作っているのかよくわかりませんでした。
今日の生徒さんのハマ作りも生徒さんがそのように感じたようです。昔は焼物の下にひいて焼いたそうです。
昔は本焼きをする前にハマを作り、それに耐火土を塗って、その上にのせて製品をのせ焼きました。
まったいらなハマをロクロ引きできることが大切だと習った。40年を思い出します。

今日は昔のハマ作りを思い出しながら、一緒にハマ作りをやりました。何を作っているのかわからないようですが。
焼き物造りのろくろの練習としては各工程が含まれているのでとても、手の動きを説明するのにいいです。

一緒に作ると言うことを教えると、言うことでなく、一緒に作ると言うことで、自分の技術の技巧の見直し、洗い出しています。
運動性記憶を最小単位のテクニックで小分けして、美味しい面白いところを先に、行ってもらっています。共同制作ということです。
ロクロ作りを最小単位のテクニックで、小分けしていきます。
土殺し、玉取り、伸ばし成形、ヘラ当て、口拭き、テグス切り。一応全部の工程をやってもらいました。一緒に作りました。
僕の教える側の技術が上がったような、説明が上手になったような気になっています。

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古藤隆士
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