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帰国子女は学校でどんな悩みを抱えている?【帰国子女が考える】
こんな人は読むべき
・帰国子女の人
・日本に帰国後、悩みを抱えている人
・日本が合わないと感じている帰国子女
・日本の学校が合わないと感じる帰国子女
私は小学生の頃にアメリカに住んでいたことがある帰国子女です。そんな私が日本に帰国後に学校で抱えた悩みを共有します。
友達から、「現地語喋ってよ」と言われる
これは、よく言われました。
私は人見知りで恥ずかしかったので、言われても現地語を話さなかったです。
時々しつこく言われることもあり、私はうんざりしていました。
私の場合、アメリカに住んだことで英語を話せるようになりましたが、
帰国子女🟰外国語が話せる人
とは限りません。
例えば、私の弟は英語が話せません。
滞在時、とても幼かったからだと思います。
このように住んでいた時の年齢、期間、環境、個々の言語習得能力によって外国語を習得できるか変わってくると思います。
そのため、帰国子女だからと言って全員が外国語をペラペラに話せるわけでは無いことを知ってほしいです。
英語の授業で難しい問題が出ると、先生が当ててくる
これも悩みの種でした。
授業でやる英語は、自分にとっては簡単で全て理解していましたが、クラスで目立ちたく無かったので、発言することはありませんでした。
しかし、みんなが解けない問題が出ると、先生は私が挙手をしていなくても当ててきました。
クラスで目立つような存在では無かったので、私の事情を何も考えず勝手に指名してくる先生が大嫌いでした。
漢字が難しい
これは、日本に帰ってきて間もない頃にとても苦戦しました。
アメリカにいた時は、現地の学校だけでなく週一回日本語学校に通っていました。そこで漢字も学習していましたが、使う機会が無かったので漢字テストは壊滅的でした。
漢字は克服できましたが、今でも敬語や難しい日本語の言い回しが苦手です。
学校の授業についていけない
現地では補修校(日本人学校)に週1日通っていました。
しかし、アメリカにいた時は補修校の勉強をほとんどしなかったので、日本に帰国後は学校の授業についていけませんでした。
帰国してすぐに、学校で都道府県のテストがあったのですが、北海道と沖縄しか書けなかったのを覚えています。
⚫︎日本の学校に馴染めない
私が日本に帰ってきたのは小学4年生の12月頃です。小学1年生の時半年間通っていた小学校に戻りました。
学年が始まり半年以上経っていたので、出来上がったクラスに入るのはとても怖かったのを覚えています。もちろん知り合いもいたのですが、友達と言える人は1人もいませんでした。
戻ってきたのが小学校高学年だったので、女子は友人グループを作りはじめていました。これは私が中学生や高校生になっても続きました。そのため、クラスにいるのはとても居心地悪かったです。
友達の作り方が分からない、友達ができない
私がいたアメリカでは、自分から話しかけなくても自然と友達ができました。オープンな性格の人が多く、周りが話しかけに来てくれました。
しかし、週一回の日本人学校では、友達ができませんでした。現地の学校に慣れてしまい、日本人と友達になる方法が分からなくなったからだと思います。
休み時間に1人でいると思われたくなくて、よくトイレにこもったり、勉強しているふりをしていいました。いつも寂しかったのを覚えています。