7ヶ月の育休が開けました
こんにちは、こちをです。
気づけば7月も後半に入って、梅雨もどうやらあけたとか。毎年思うんですが、梅雨ってこんなに短かったかな?毎日毎日「また雨だ〜」と感じていた日々が続いたはずなのに。もしかしたら、子どもの頃はもっともっと太陽の下にいたのかも。だから、雨の日のインパクトが強烈だったのかも。なーんてそんなことも考えたりします。
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さてさて、タイトルはなんだか今しがた育休が終わったようなニュアンスですが…。実は5月に復職をしておりました。11月頭から入った産休、2月から勝手に突入していた育休(というかこの2つの区切りの違いがいまいちわからないのですが)、おおよそ7ヶ月も休んでいたんですよね。お仕事、そして社会生活。こんなの人生で初めてです。文字通り、初めてです。
なんてたってわたくし、自分自身が0歳から保育園生活をスタートしております。それから小学校、中学校…と学生生活を送り、長くて2ヶ月近くの夏休みが最長の「お休み」だったわけです。なんと振り返ると貴重な時間だったことか!7ヶ月のおやすみって、響きだけでヨダレがでそうですよね。
でも、でも、でも。
間違いなくこれは、ママあるあるあるある(あるあるすぎて二乗になるレベル)なんだと思いますが、「どちらかというとハッピーとは言い切れないお休みだった」という感想です。いや、ハッピーはハッピーだったんですよ!おちびさんとぼちをさんをサポートするささやかな主婦ライフは、これはこれでレポートしたい素晴らしい時間でした。
でも、でも、でも!
お休みをしていた7ヶ月は、はっきり言って「自分をお休み」していたようにぼんやりと曇ったような日々でした。お腹に大きな胎児を抱えて大阪に帰省し、非常事態で3週間管理入院、そのまま出産そして新生児との日々。2ヶ月目のおちびさんと東京に戻り、約2ヶ月いわゆるワンオペ育児。こうして文字にしてもたいへんにめまぐるしく、一瞬で過ぎ去った感じです。
これらの日々の "食べる、動く、感じる、眠る” ・・・、いわゆる生活のすべてが「わたし」ではなく「赤ちゃん」が中心に回ってゆきました。その喜びや幸せ、そして想像以上の疲労感とめまぐるしく訪れる不安や心配。いやはや、びっくりいたしました。こんなにもこんなにも「自分」に頭がはたらかなかったことはありません。
時間は思った以上にたくさんあったんです。おちびさんは生後3週間から一緒にがんばったネントレのおかげで、泣いたりぐずったりがとっても少なくとにかくよく眠ってくれました。そんな貴重な時間があっても、それでも「自分スイッチ」はずっとオフのまま。ぬぼ〜だら〜ぼえ〜 文字にするとまさにこんな感じです。育児以外のことに視点が向かない。向いてもあたまが動かない。こんなことは本当に初めてでした。
ふ〜っと振り返ると、本当に育児に一生懸命だったんだなあと思います。頑張っていたんだと思うし、赤ちゃんが眠る束の間も集中が切れなかったんだとおもう。なんだかいつも自分がぼんやりしているように感じたのは、きっとそういう理由です。というか実は今もまだたまにこういう状態になっています。
だから、その頃の自分に(そして今の自分にも)いいたいのは「それでいいです」という一言です。もう他なにもがんばらなくていい!赤ちゃんの成長ががんばりの証。「自分をお休み」、それでいいです。罪悪感とかもったいないとか何にもないんです。自分のこと、何かしたくなったときが「できる」頃合いのサインなんです。
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育休が開けて、仕事がはじまって2ヶ月たち、少しずつ毎日の過ごし方がわかってきました。だからこそ、ようやっとこんな風に自分のことを振り返ることが出来始めたんだと思います。こんな風にブログに向き合える自分が帰ってきて、よかったなあと他人事のように感じています。自分にゆとりが帰ってきた!
また、ぼーちぼち記事書いていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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