パパっ子化がさみしい

「うちはパパっ子なの」

この言葉は私が出産してから、いや妊娠してから、いやいや子どもをもつことを想像し始めた頃からの憧れキラキラワードナンバーワンだ。そして、1 歳半を目前にして、無事に娘のパパっ子化が進んでいるのを今週頭からじわじわと実感し始めている。

いままでも「ああ、私のほうが圧倒的に必要とされてるんだな」と実感する機会はそう多いわけではなかったとは思う。例にあげるとこんな感じ。

・保育園送り時:普段は夫だが、まれに私が担当するとバイバイできない、泣きわめき具合かわいそうレベル
・夜中目覚め時:私の姿が見えないと泣きわめき具合どうしようもないレベル、夫が抱き上げようものなら誘拐事件並
・寝かしつけ時:いまは(ほとんど出てないだろう)おっぱいで就寝が多い…なので私しかできない。これは私がした最大の失敗。


で、これに加えてじつは

・朝目覚め時:母のもとに直行する、父には目もくれない

という事例があったと記憶してるんですが、今週いっこうにこの気配はありません。なんならベビーベッドから引きあげたら「おとうたあん」と言いながら夫のもとにかけつけます。(隣で寝てるのは私なので否応なしに一旦私が目覚めるので初っ端の対応はわたし)

最初は「依頼があったからには起きるしか無いよね」とデレデレだった夫も連日の早朝遊びリクエストにかなりお疲れモード。かくいう私も「ひゅーひゅー!パパっ子の兆しきたね」とほくそ笑んでいたのもそこそこに「お母さん、ここにいるよ…?」と寂しさ全開。

ないものねだりとはこのことで、一体どうしたら互いの理想になるのやらと考えてしまう本日です。パパっ子って共働き夫婦の幸せの象徴ワードですな〜と思いつつ、「もちろんお母さんが一番好き」と言葉にしてくれる日を心待ちにして、どこか娘に媚を売り始めている私がいます。はずかしい。



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