眠る夫の姿で一日を終える
夜の仕事が立て込んでいて、一昨日も昨日も日をまたぐ直前の帰宅になった。帰った瞬間は起きている夫も、私が入浴や寝る準備を済ませている間に眠りについている。消えた電気と、聞こえる寝息。暗いし活動しにくいしちょっと不便だ。でも、昼間とは違う表情で安心して眠っている夫の姿が、暗がりの中でうっすら見えるとちょっと安心する。
もぞもぞと布団に入ると、小さないびきが聞こえてきて腹が立った私はいつも通り夫の頬に私の手のひらをぐぬっと押し付ける。こうするだけでいびきがおさまるから本当に不思議。
疲れていても、会話がなくても、まあわりとコミュニケーションって出来るものなんだなと安心して眠りにつく。また明日の朝になると太陽の光があると思うと頑張れる。そんな夜。
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