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No.004 フェアリーステークス

2024年1月7日 G3 中山芝外 1600m

こてつのお告げ・・・2020年に鬼籍に入った我が愛猫「こてつ」が、天上より私に当たり馬券を告げてくれます。猫なのになぜ馬なのかわかりませんが、世話をしたご恩返しのつもりかもしれません。

関東圏における牝馬のクラシックレースへのステップとして位置付けられるが、厳寒期に施行されることや、中山小回りということで阪神や東京へのリンクが少なく波乱決着が多い。

[コース概要 ]

第1コーナポケットからスタート。第3コーナーの角度がなく三角おにぎりのような形状。第2コーナまでは短く、第3コーナーまで下り坂のためハイペースになりやすい。外枠は外を回らせ続けるので不利だが、参加馬のレベルが揃わないため馬券的にはフラット。ハイペースになりやすいので、差しが馬券に絡みやすい。

[ 好走条件 ] 

  1. データ泣かせのレース。1番人気は10年で1勝2着2回。

  2. レベルが低くみられがちだが、連対馬は後G1馬や複数重賞勝ちなど名の残る馬が多い。東の有力馬を中心に考えた方がよい。

  3. やはり芝1600mに良績のある馬が中心。1600m以上に勝ちがある場合はさらに良い

  4. 前走レースで好走が多いのは赤松賞。東京マイルのため勝ち馬より負けている馬の方が馬券になりやすい。

  5. 以下割引、単勝50倍以上。外枠の逃げ・先行


イフェイオン

 2023年 京都(未勝利)1着
  キャリア2戦、どちらも内回りが使われており上がり最速。前が止まりやすくハイペースになりやすい、当該レースの適性は高いと思われる。関西馬を積極的に買いづらいレースにしている、輸送の問題をどこまでクリアできるか?

エリカリーシャン

 2023年 アルテミスステークス(G3)7着
  前走使われた重賞は完敗、前走アルテミスから参戦するほか2頭はこの馬より先着しており分が悪い。

カレンナオトメ

 2023年 東京(未勝利)1着
  つかみどころがない相手なりの成績だが、データ的にはキャリア6戦は過去10年10頭が馬券外。馬格も410キロ台では強く推す要素が乏しい。

キャットファイト

 2023年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)10着
  唯一前走G1からの参戦だが人気先行で10着と敗れた。血統的にはダート色が強く芝のマイルではスピード不足。「アスター賞」は騒がれたが、阪神マイルではごまかしがきかなかった。当該レースは逆にダート色の強い馬が馬券になっており、見限るのは早い気がする。

キャプテンネキ

 2023年 ファンタジーステークス(G3)6着
  この馬も買いづらい関西馬。前走重賞6着ながら上位陣がそろって「阪神ジュベナイルフィリーズ」を惨敗。レースレベル含めて評価を上げづらい。

ジークルネ

 2023年 東京(新馬) 1着
  新馬戦で負かした馬に未勝利戦を勝った馬がゼロ。レースレベルに疑問符がつく。新馬・未勝利勝ちの目安は、2着以下との着差が強さのバロメータになるので、0.1差は平凡。しかしディープ産駒の強いレースだけに、血統面では見限れない。

スティールブルー

 2023年 アルテミスステークス(G3)3着
シルクレーシングの勝負気配が感じられる一頭。少数精鋭の感があった前走重賞よりは、相手関係が楽になることは確か。血統面も2・3着が多いミスプロ系だが無視するにはリスクがありすぎる。

ティンク

 2023年 赤松賞(1勝) 6着
当該レースと相性の良い「赤松賞」組からの参戦。今回は2頭が出走、先着馬がいるが前走以外は一貫して小回りコースを使い、前走で「赤松賞」を使う辺りはここが目標とかんぐりたくなる。あとは父方ディープ産駒が強いレースだけに、当該レースでは反主流的な「ダイワメージャー」産駒というのがどうか?

テリオスサラ

 2023年 赤松賞(1勝) 2着
  「ティンク」と同じ前走「赤松賞」のこちらは先着馬。前走に関しては当該レースと相性が良く、着順が悪くても馬券になっており理想的。上がり・中山実績ともにありデータ的には申し分がない。強いていえば母系が2・3着の多いノーザンダンサー系であるぐらい。なんらかの印はいると思われる。

ニシノティアモ

 2023年  東京(未勝利 )1着
  キャリア2戦とも左回りと直線の長いコースを使われ良績を残して、当該レースに参戦する。前走東京組は当該レースでは安定して走るのだが、走破タイムがコースを考えると他馬と比べて平凡。

マスクオールウィン

 2023年 黒松賞(1勝)1着
  「ボンドガール」「チェルヴィニア」「コラソンビート」世代を代表する有力馬が集まった「新馬戦」を4着と健闘し、今回出走の「キャットファイト」には先着している。これが唯一のマイルでの戦績だが侮れない。

メイショウヨゾラ

 2023年 中山(未勝利)1着
  前走勝った未勝利戦はスローの逃げで、先行有利だったトラックバイアスを生かした感じ。今回同舞台ではあるが重賞特有のペースの速さに対応できるか、難しい感じがする。

メジャーデビュー

 2023年 中山(未勝利)1着
  戦績から言っても、血統的にも明らかにダートに分があり、芝での過去の戦績からは強くは推せない。

ラブスコール

 2023年 アルテミスステークス(G3)6着
  休み明けの割には負荷をかけた調教が少ない。これは単に小柄な馬だからか、陣営が強い調教での馬体重減らしを嫌ってのことか。右回りへのコース替わりは良いが、1秒差の負けは力負けと考えられる。

★買目

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中山11R フェアリーS
11-1.4.6.9.14 3連単 60点
11-1.3.4.6.9.14 3連複 15点


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