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肺血栓塞栓症で入院した時のこと(2)〜治療について

緊急入院は結果、20日間入院することになりました。

「ベットで安静にしながら投薬で改善を観察する」という方針で、
検査や採血などがちょくちょくあるものの、基本はベットで生活する日々。

血栓を溶かす薬を飲み、改善具合で退院できるものでしたが、
見込みに反してあまり改善がみられず、退院日が伸びていく。
(酸素濃度が低い、肺の圧力が低くならないなど)

酸素濃度が低いため、酸素吸入必須でした。
心電図用のコードを胸に付け、指に酸素濃度計測器をはめる。
血栓防止のため、弾圧ストッキングも履いていました。
あと、点滴の管が挿入されてました。

酸素濃度は低いと90くらいまで下がります。(今も変わらずです)
特に就寝時から起床までの間が特に下がっているようで、
深夜看護師さんが慌てて様子を観にくることが度々ありました。
本人は低酸素に慣れてしまっているため、自覚はないのですが、
数字をみるとギョッとするよな。
寝ている間に酸素吸引の鼻コードを外してしまい、
モニタの酸素濃度がいきなり下がる、という状態だったそうです。
ご面倒おかけしました。

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血栓ができた理由として、次の可能性があるとのことでした。
・巨大な子宮筋腫があり、体内を圧迫してること
・月経コントロールのために服用していた薬の副作用

薬の副作用のため継続服用はできない、代わりになる薬はない
巨大子宮筋腫があること自体が血栓リスク
→子宮筋腫を摘出して、血栓リスクを取り除く

服用中止となったため、生理を止める薬を処方してもらいました。
ただし半年間しか服用できないため、その間に手術しないといけないが、
まずは肺血栓塞栓症の治療を優先させる、という方針になりました。

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