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〈子育てママ〉実は好条件⁈清掃の仕事メリットと注意点


私は働きたくない母。
でもお金が欲しければ働かないといけない。
ならばできるだけ、負荷の少ない働き方にしたい。

結婚、出産を経て10年のブランクが出来た自分が、最初のパートに選んだのが塾の清掃でした。

学生の頃はドーナツ屋チェーン、シュークリーム屋、コンビニ
社会人になってからはアパレル、IT企業、超絶ブラックな個人企業など色んなところで働きましたが
清掃の仕事はしたことがありません。

完全に未知の世界。

掃除は得意ではない(というか嫌いなので家の中は常に荒れ放題)、
でもお金のためなら頑張れる気がする!

何よりも、回数と時間帯、家から7分🚲の立地が、条件良すぎて速攻応募。

人が足りていなかったと見え、面接のその場で採用が決まりました。

そしてそのまま2年半ほど働いた私が、この記事で何をお伝えしたいかといいますと、
清掃の仕事には案外オススメポイントがたくさん!
けど一点だけ注意してねということです。

もしも、清掃の仕事ってどうかな?
やってみたことないから不安だな
と考えている方がいたら
ぜひ読んでみてくださいね。

実際どんな感じ?私の場合

服装

それまで清掃の仕事のイメージは、作業着のようなものを着て多種多様な掃除道具やらスプレーが積まれた台車をゴロゴロ引きながら作業する。と思っていました。

実際は、家から着ていった服の上にエプロンをつけ
雑巾と掃除機、黒板クリーナーを手に各部屋を拭きまわるという感じ。

家事に毛の生えたようなもので気楽でした。

時間帯

大枠だけ決まっているけど、要は『塾が稼働する時間より前(午前中)に完了すべし』
というのがあるだけで
自由な時間に行ってOKでした。

急な腹痛で子どもが学校を遅刻することになっても対応できるし
忘れ物を届けてあげることもできる
ので、子育て中の身には好都合◎

清掃の仕事は結構、このように大枠の時間の中では自由がきくものが多いです。

完全に1人

誰もいない塾の校舎に入って、1人ですべての掃除を終えたら鍵を閉めて出てくる。
誰にも会わないので化粧も髪型も適当、たとえお腹痛くなってもなりふり構わずトイレ行き放題。
眠ければあくびし放題。
かなり気楽だった。

残業なし

多くの仕事では、忙しい時に、周りの人に対しての多少の引け目を感じながら
先に退社するという状況があるかと思います。

場合によっては空気を読んで、もう少し残った方がいいんだろうかと考えたり。

ですが1人なので、そういう気遣いは一切なく
時間が来たら秒で現場をあとにしていました。
ストレスフリーです。

プライベートはプライベート

仕事選びにおいて私がもっとも重視しているのはこれ。
在宅ワークの記事にも書きましたが、
心穏やかに働きたいのです。

アレは問題なかったか?
後の人に迷惑かかってないかな?

家に帰ってまで心配事に苛まれ、モヤモヤ・・
これは避けたいと思っています。
まだ子どもが小さいので特に、家にいる時は仕事のことはわすれたい。

清掃は、この点完璧で
クーラーを消したり戸締りさえきっちりしておけば、
家で仕事の何かを思い出しハッとする瞬間はありませんでした。

忙しさが一定

今日は忙しいかなぁ😮‍💨と考えながら仕事にいくことってどんな業種でもありますよね。
その日の稼働人数や、シーズンによって忙しさに波があることがほとんどだと思います。

清掃に波が全くないわけではありませんが(汚れがひどい日も稀にある)想定の範囲内でした。
↑これは私の勤務地が、塾という、利用する人も利用目的も限られている場所だからかもしれません。


(大きな声じゃ言えないけど)イヤホン付けられる⁈

ここだけの話ですが、私はイヤホンをつけて英語を聴きながら掃除をしていました。

ちょうど英語の勉強を始めたのと、清掃バイトを始めたのが同じ時期のことです。

最初の頃って、何をどう勉強したらいいのかわからないんです。

掃除の仕事に慣れてくると、体は忙しいけど頭の中は暇ということが起こってきたので、耳から勉強するという『耳勉』を取り入れていました。
といっても3時間弱、BGMのように聞き流していただけですが

耳に英語が慣れる、単語を覚える、などの効果がありました。

※これはあくまでも私の場合なので、おすすめするものではありません


ここまで挙げてきた内容、
けっこう良くないですか?

私は、こりゃありがたい環境だわと思い、勉強を頑張る学生さんたちを陰ながら支えるぞ
と私なりにやり甲斐を持って働いていました。

なのですが、

これらすべての、子育てママにありがたい条件を吹っ飛ばすひとつの問題がありました。

継続を揺るがす大問題

それは
休めないこと。

急な休みへの対応がしてもらえませんでした。
なんといっても1人なので、代わりの人がいないのです。

状況を連絡をしても渋られ
困った様子をもろに出されました。

結局私は
①子どもが発熱→子どもを家に置いて出勤。いつでも電話は取れるので、かけてきてと言い残す

②自分がインフルエンザ→発熱3日目、熱が下がってないけど出勤。
人にうつる期間だけど、だれにも会わないため関係なしだった

③自分が溶連菌で発熱→もう諦めて、会社へ連絡することなく無理やり出勤。
終わったその足で午前診へ


幾度かこのようなことを経て、この仕事を続けていくことは不可能と判断しました。

1人の仕事は気楽だけど、
デメリットもあるなぁと痛感。


なので、これから清掃の仕事(1人作業の)を考えておられるのでしたら、突発的な休みに対して、どのような対応になるかを確認してくださいね。

子育てママには、結局これが一番大事ですよね。

ここがクリアできれば、清掃の仕事は良いことも沢山です。

まとめ

なんといっても、大嫌いだった掃除。

ゴミが落ちていようが、埃が積もっていようが完全スルーしていたような人間が、人並みに、ここ拭きたいな〜とか思うようになったんです。

雑巾を洗ったり、絞ったりのスキルも身につきました(どんだけ掃除してこなかったんだ⁈)

あと、色んなところに出かけた際に、ここの掃除は大変そうだなとか、姿の見えない掃除をしている人に思いを馳せるようになりました。

各所で掃除をしてくださっている皆様に感謝です。

ということで、今回は清掃の仕事について書きました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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