新津きよみ、短編集
※概要
その名が語るのは嘘か真実か
珠玉の短編ミステリ傑作選!
ゆりかごから墓場まで、すべての人に
一生ついて回る「なまえ」を巡る短編
ミステリ傑作選
時効が迫る殺人事件のカギを握るのは「なまえ」だった(「時効を待つ女」)? 勝手に出生届を出した義姉
赤ん坊の命名にこだわった驚愕の理由は(「名づけられて」)
短編の名手による鮮やかなトリックと
心理ドラマに息をのむ8つの物語
【目次】
名づけられて
時を止めた女
君の名は?
時効を待つ女
再燃
お片付け
紙上の真実
こだわり
あとがき
※感想
名前がテーマの短編小説
産んだ子供の名前がかつての恋人の名前になりそうだった話(名づけられて)
20代の学生時に殺人を犯してしまい他の名前に変わる必要があった男性が偽装?結婚をした話(時を止めた女)
相手の姓が自分の名前と同じだったので入籍せず事実婚という形をとった夫婦(紙上の真実)
同じ苗字で結婚した夫婦だけど出身地によって上下関係が発生した話(こだわり)
女性が結婚し名字を変えるのが当たり前と言われる中、旧姓を名乗りたい人も
いる
まだまだ名前にまつわる話は
多いんだろうな(。-`ω´-)ンー
※おまけ
季節柄、年賀状で名前をまじまじと
見てると
シンメトリーの名前の人もいた(田中、山田、林、平山など)
本作では「森本里美」が出てきた
それと結婚により
小田真理(おだまり!)
安藤夏(あんどーなつ)
仲田留美(なかだるみ)
水田真理(みずたまり)
原真紀(はらまき)のような名前になるから結婚に気が進まない話しも出てきました