ダークな三浦しをんさん
※概要
暴力で人は救えるか?
渾身の長編
生まれ育った島が天災に遭い天涯孤独の身と
なった信之
しかも彼は愛する幼なじみを救うために
ある罪を犯していた
島を離れて二十数年、心を閉ざして生きてきた信之を過去の秘密が追ってくる
※感想
信之、美花、輔の3人は美浜島の幼馴染み
だった
ある日の夜、その島を津波が襲う
3人は奇跡的に生き残るが信之は美花を
守ろうと殺人を犯してしまう
そして数年後、各々の場所で3人は大人になる
美花は自分が生き続けるために男に身体を
売ってのし上がっていく
美花の願いなら人殺しにもなれてしまう信之に東野圭吾の『 白夜行』と『幻夜』とカブった
男たちを利用し信之もその中の一人に過ぎないのだが信之は美花のために2人目の殺人を犯してしまう
3人とも、そして信之の妻も自分が生きていくために自分本意でしか物事が考えられない
タイトルとは正反対の“闇”を感じさせる
ストーリーでした
※おまけ
映画化になってました
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