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読んでない瀬尾まいこさん


図書館の書棚から選んだ本

※概要
隼太は中学2年生、陸上部
ずっとシングルマザーの息子だったが
進級した春に名前が変わり、ひとりの
夜は優ちゃんといっしょの夜に変わった優しくてかっこいい優ちゃんを隼太は
大好きだったが、しかし、優ちゃんは
ときどきキレて隼太を殴る……
でも絶対に優ちゃんを失いたくない
隼太の闘いが始まる
隼太は明るい明日を見つけることが
出来るのか
思わず応援したくなる隼太の目覚めと
成長の物語

※感想
女手一つで育てられた中学二年の隼太
母親が再婚した相手は歯科医師
隼太を夜の孤独から救ってくれた
けれども…
普段は優しくていい人なのにキレると「僕」を殴る
隼太は義父の優ちゃんの暴力を母親に
秘密にして優ちゃんを治そうとする
(虐待の本を読んだり、虐待日記をつけたり、イライラの原因のカルシムを摂るためひじきを作ったり)
最後、せっかく優ちゃんと普通の暮らしが送れるようになってきていたという
のに日記を母親に見られて優ちゃんが
追い出されてしまう
母親の気持ちになれば追い出すのだろうけど全体的にすっきりしないお話でした
虐待という重いテーマなのに瀬尾さんが書くとなぜか温かく柔らかい

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