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年末年始の図書館は3週間、借りられる
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※概要
人は何歳からだって「動ける」
継男、“まだ"75歳。――“弟分"に頼み込まれ「オレオレ詐欺」の受け子に!?
海平、“もう"22歳。――寝坊で卒論を出しそこね、まさかの留年!?
老人と青年の荒川での出会いが足踏み
していた自分たちと周りの人たちの人生を少しずつ動かしていく
人生を優しく肯定してくれる小野寺史宜ならではの長編小説
寝坊で卒論を出しそこね留年が決定した22歳の海平
片見里の実家に報告に戻ると
ばあちゃんからこづかいとともに
頼まれた
東京に出た同級生・中林継男を探して
くれと
一方、大学入学で片見里から上京して
一人で生きてきた荒川在住の75歳の
継男
同郷の次郎から「オレオレ詐欺」の
受け子の代役を頼まれ老女の家を訪ねることに
同じ片見里出身ということ以外接点が
なかった継男と海平が荒川で出会った
継男はある〈ヤバい〉ことを海平に
相談する
当たり前に正しく生きることの大切さが優しく染みる長編小説
※感想
22歳の海平は卒論を二度寝して期限までに提出できずに内定していた会社も駄目になり、おまけに彼女にも振られて
しまう
そんな時に祖母から東京で幼馴染(継男75歳)を捜して欲しいとの依頼を受け
バイト代という名の小遣いを受け取り
東京に引き返す
偶然にも直ぐに見つかり継男と知り合う
継男は東京で長年独身で過ごしてきたが同郷の次郎が貧しさから詐欺の受け子をしていることを知り説得して止めさせるなど動ける高齢者
海平と継男は年齢の壁を越えて親しく
なり75歳の継男が動いている姿に触発され海平もやっと就活に動き出す
※おまけ
どうやらシリーズ物のようだったけど
充分、楽しめた
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去年からちゃんと読書記録を
付け始めました
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