親と子
三洋堂書店のセール本
まさきとしか
祝福の子供
*️⃣概要、あらすじ
虐待を疑われ最愛の娘と離れて暮らす
柳宝子
私は母親失格――
悩み続けたある日、二十年前に
死んだはずの父親の遺体が発見される
遺品には娘への手紙と猟奇事件の
切抜き記事
父の過去を探り事件を追う宝子だったが
それが愛する家族の決死の噓を
暴くことに
父の手紙の意味は?
母が犯した罪とは?
愛に惑う〝元子供たち〟を描く
感動ミステリー
*️⃣感想
まさきさんの作品はいつも
“我が子を愛してあたりまえ”という前提の
母性に疑問を投げかけてくるから恐い
虐待を疑われ娘を愛しているのか
葛藤しながら離れて暮らす主人公
憎い気持ちを抱く赤ん坊をさらい母親になった女
次々、産んだ自分の子どもに対して
何も感じない女…
この作品にもいろんなタイプの母親が
登場して「母親の正解」を
考えさせられる
子どもにとって親は常に完璧であることを求められがちな世の中だけど
親だって心身も健康で、できるだけ無理なく、いろいろ助けてもられる世の中になればいいな
子育て、介護にもっと支援が
あるといいなと切に思う
*️⃣おまけ
家にある、まさきとしか本📚
私、登場人物が多く出てくると
関係図を書きながら読むんだけど
いつもグチャグチャ📋ᝰ(@﹏@)