一気読みで泣けた本( ꈨຶ ꎁ ꈨຶ )
※概要
お別れの言葉は言っても言っても
言い足りない――。
急逝した作家の闘病記
これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。
思いがけない大波にさらわれ夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかの
ように、ある日突然にがんと診断され
コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす
闘病生活が始まった
58歳で余命宣告を受け、それでも書く
ことを手放さなかった作家が最期まで
綴っていた日記
※感想
2021年10月に58歳で亡くなった山本文緒さんの2021年4月に突然余命宣告をされ
5月から亡くなる9日前までの、ご本人
曰く「逃病」日記
毎年、人間ドックを受けていたのに
それでも病は進行していた
膵臓がんで余命120日
化学治療が効けば270日
山本さんが選んだのは120日だった
病床の中『ばにらさま』が発売され
それを見届ける事ができた(ᵒ̴̶̷̥́ - ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
そしてこの日記を残された
「明日書けましたら、明日」で終わる(т-т)
痛みや吐き気、高熱に苦しみ、それでも書くことをやめなかった山本さん
悲しいお別れが分かってるから残りの
ページが少なくなっていくのが読んで
いてとても悲しかった(இ﹏இ)
それでも優しい旦那様に看取られ
そして最期の最期に旦那様のことを"王子" と思わず呼ばれていたのは切なかった༎ຶД༎ຶ
本の出版に感謝❣️
読めて良かったです(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ᵕ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)