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凍結解除されました

2月3日0時38分より「永久凍結」の憂き目に遭っていた僕のTwitterアカウントが、3月17日朝、凍結解除され解放されました。
先達の解凍者たちの遺してくださった数々のレポートにあった「凍結解除時に届くというメール」は届いていないので正確な時刻はわかりません。
明け方4時過ぎまでPCで作業していたため、その時点では凍結解除していなかったということは判ります。
その日は小学校の修了式の日だったので2時間ほど睡眠をとり、6時45分に起床して子供の朝食や学校に行く準備をして、一段落したところでスマートフォンを手にして凍結解除に気付いたのが7時20分すぎだったと思うので、おそらくAM6~7時頃だったのではないでしょうか?

最初の投稿は7時25分ですね。

子供を小学校に送り出してから情報収集をして、あの日凍結されていた多くの人が一斉に凍結解除されたこと(しかし全部のアカウントではないらしいこと)、凍結解除の際のメールも届いていないということを知りました。

一斉解除の二日前の夜には「日ペンの美子ちゃん」が以下のような漫画を公開しておりまして、それの影響か? と一瞬思ってみたりw(ジョークです)

ただ、この漫画は、「AIの誤作動」でいきなり「永久凍結」してしまったこと、「あきらめず」に「異議申し立て」すれば「対応できるかもしれない」というかなり正確な情報に基づいて書かれており、凍結者に対して「凍結されたからには何かしたんだろ?」「こうすれば解除されるらしいよ」という不確かな情報に辟易していた凍結民にとっては、救いの漫画ではありました。日ペンさん、美子ちゃん、服部先生、ありがとうございます!

今回の大量凍結解除は、2月3日の大量凍結者だけではなく、例えば2年半程前に凍結されてしまった松山せいじ先生の本アカウントも復活したりしているので、Twitter側の都合によるものではないかと思われます。

ひとつ考えられるのは3月19日を境にSMSによる二段階認証が、Twitter Blue限定の機能に仕様変更するので、その日をまたいで凍結解除されたアカウントがログイン不可能になる、などの混乱を防ぐためではないか、という予想はできますが、凍結解除に関する公式な発表はないので断定はできません。

これはこれで、SMS認証を有料会員限定の機能にするのはいいのですが、「SMS認証を設定している一般会員は、手動で設定変更しないとTwitterにアクセスできなくなる可能性がある」という、ちょっと変な話です。
自動的にSMS認証を解除すればいいのでは、と思ってしまうのですが、そういうわけにはいかないのかも知れません。

また、一斉解凍とは言ってもすべてのアカウントが凍結解除されたわけではないようです。それらのアカウントがSMS認証の設定をしたままだったら、どうなってしまうんでしょう? その辺りの救護想定がちゃんと考えられていることを願います。

ともかく、「3月17日の朝、多くの凍結民のアカウントが凍結解除された、告知は特に無し」という事実があるのみで、それ以上でも、それ以下でもありません。

僕の凍結、および凍結解除に言及してくださった方々のツイートをmin.tでまとめてみました。
とにかく帰ってまいりました。多くの人がご心配くださっていたようで(まあ、中には「凍結は草」みたいな方もいますが)、暖かいメッセージをたくさんいただきました。
ありがとうございます。

まさかの、自分が脚本を書いた舞台の公演が迫る中での永久凍結だったため、何の告知もできないことに歯がゆい一ヶ月半だったので、とりあえずアカウントが解放されたことには、素直に感謝です。

舞台『D.C.III~ダ・カーポIII~ミライヘの伝言』は4月19日~24日、上野の飛行船シアターにて上演されます。
チケットは3月11日より一般販売を開始しております。

また、物販(グッズ)の情報も解禁されました。

前回はなかったキャストのアクスタが!!
パンフレットには僕と市村さんのインタビューが掲載されます。

たったこれだけのことをTwitter上で言うことすら叶いませんでしたからね……。
ちなみに僕たちが凍結解除された3月17日には、5名のヒロイン以外の10名のキャストのビジュアルも発表されました。
公演まであと約一ヶ月。楽しみですね。

ただ、一ヶ月半の間、何度もフォームやメールから異議申し立てしても、自動返信メールしか来ないし、TwitterJPに簡易書留を送っても反応が無いので、凍結解除の前日、3月16に日に米国本社に国際書留で、書面による異議申し立てを送ってしまっているんですよね。英語と日本語、両方の文面で。
EMSではないので届くのに一週間以上、かかると思います。タイミング、悪いですよね。本当に。

3月15日が確定申告の締め切りだったので、15日の夜にオンラインで申告を提出し、ようやく動けるぞ! とばかりに16日に郵便局に行って国際書留を出してきたんですよ。まさか、その翌朝に凍結解除するとは思わずに。
国際書留料金は540円。EMSなら3900円かかっていたところです。いやはや……。

結局のところ、凍結の原因は「マシュマロの質問募集ツイートの誤判定であろう」とか、凍結解除の理由は「二段階認証の仕様変更に関係しているかも」などといった憶測しかできない状態で、現状のTwitter運営の様々な試行錯誤が続いているわけです。

これでは、凍結解除されたとはいえ、いつまたいきなり永久凍結されるかわかりませんし、皆さんも明日は我が身です。

永久凍結を喰らってしまうと新アカウントを作れなくなり、作った瞬間にロックされたり凍結されたりするケースも見受けられました。
なので、単一のアカウントしか持ってない方は、サブアカウントを所持しておくことをお勧めします。

また、マストドンやMisskeyなど、ActivityPubに対応した分散型SNSのアカウントも、どのインスタンス(サーバ)でも良いので、ひとつは持っておくといいと思います。
分散型SNSなどが相互に繋がった世界をFediverseと言うのですが、皮肉にも、Twitterの不安定な運営や大量凍結のせい(お陰)で、Fediverse界隈が5年前よりも活性化してきたようにも思えます。

もちろん、Twitterが日本の創作界の告知という分野において最大手である、ということはしばらく変わらないことでしょう。
だからこそ、フェイルセーフ的な措置はしておこう、ということです。

「ともあれ」とか「ともかく」とかついつい何度も言ってしまいますが、ともあれTwitterの世界に帰ってまいりました。
ご心配おかけしました。今後ともよろしくお願いいたします。

そして、15年間お世話になったTwitterの運営が安定することを、我々は誰よりも望んでおります。
どうか、我々のTwitter愛が運営に届きますように……。

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