娘の思いやりを感じ、心地良い人付き合いの作り方を考えた話。
娘にちょくちょくお昼ごはんを食べたかチェックされ、
娘の思いやりにあったかい気持ちになった。
娘が保育園から帰ってくると、大体決まって、
「今日はどんなことしたの?」という話をする。
中でも僕は毎回
「給食食べられた?美味しかった?」
と聞いている。
毎回、娘から返ってくるのは、
「うん!美味しかったよ!ぜーんぶ食べられた!」
という気持ちの良い言葉。
そこでたまに、
「パパはお昼ごはん食べた?」
と聞かれることがある。
在宅フリーランスで働いているが、
つい仕事に夢中になってしまい、
時間が惜しくなり、
お昼ごはんを食べないことがある。
そんな日に娘に
「パパはお昼ごはん食べた?」
と聞かれるとギクッとなる。
娘に
「今日食べ忘れちゃったな〜!」
と答えると、
「えー!食べてないの〜!?ダメだよ〜食べないと〜!」
「ごはん食べないとたおれちゃうよ〜」
「パパがたおれたら、あさは心配になるからよ〜」
「まったくもう〜〜〜パパはしょうがないんだから〜〜〜」
と、笑いながら返してくれる。
そんな返答に、もはや、妻や母親に言われてるような気分になり、
この子は本当に3歳なんだろうか?と疑問が浮かぶが、
こうやって身体を気遣ってくれることに嬉しくなる。
思いやりを感じられると気持ちがあったかくなる。
娘の思いやりに対して、感謝をし、
こちらもなにかしてあげたいなと思う。
娘とのやりとりを通じて、
心地よい人付き合いの作り方について考えさせられた。
大事なのはまずは、”自分が”思いやること。
思いやるにはどうしたらいいかというと、
まずは相手に興味を持つこと。
興味を持てないこともあると思うが、
家族の場合はそのハードルが下がる気がしている。
僕自身、娘が保育園でどんなことをしてきたのか
聞きたいし、興味がある。
そんなちょっとした興味でいい。
そのちょっとした興味から話をしていって、
相手のことを理解できるようになってくると、
相手を無視できない存在になる。
すると、段々と思いやれる自分が出てくる。
そんなふうにして思いやりの気持ちって
生まれるんじゃないかな〜と考えた。
思いやりを感じると、あったかい気持ちになる。
優しい気持ちになる。
自分も優しくなれる。
優しくなれると幸せも感じやすくなるな〜と思う。
「今日の給食どうだった?美味しかった?」
なんて、やりとりは、ごくごく当たり前な、
小さな子どものいる家庭のよくある風景だと思う。
でもこういうよくある風景の中に幸せを実感する。
ちょっとしたことだけど、
こうした小さな幸せの積み重ねが毎日を充実させる。
その小さな幸せに気づけるかどうかで日々の楽しさも変わる。
気づけると、その出来事に感謝できるようになるし、
家族、人にも感謝できるようになる。
ちょっと嬉しかったことだったり、
あったかい気持ちになったことに気づくこと、
思いやりの気持ち、
まずは興味を持つことを大切にしながら、
小さな幸せ探しをしていきたい。