学生時代、教授に嵌められ某市長の前でコントをした話

こんばんは。

タイトルでオチを言うスタイル。

学生時代、学生芸人として色んな所で漫才やコントをやらしてもらっていて
学内ライブとかもちょこちょこやっていた。
そんな時に起きた話。

プロローグ

ある日僕たちの噂を聞きつけた？違うキャンパスの教授から

貴方達、今度コントやってくれない？

とオファー。
良いですけどどこで？と聞くと

○○市のちょっとしたイベントで話すことになってね
そこの賑やかしにちょっとやってくれないかしら。
お昼ごはん出すくらいしかできないけど

と教授。

なんかよくわからんけど
やったことない市でできるし
教授からの依頼を断りづらいし
タダ飯食えるなら行くか
と軽い気持ちでOKした。

あ、一応テーマは山とか森とか自然だからね。
あとプロジェクターがあるわよ。

テーマって何・・・？
プロジェクターってなんで・・・？

と思いつつ、
まあ○○市は自然豊かだもんなあ
くらいにかる～く聞いてネタを作った。
賑やかしだし馬鹿らしいネタにしよう。
せっかくプロジェクターあるし（？）
クマがプレゼンするネタでもやろうと。

当日

・

・・

・・・

え、ここでやんの・・・？
※画像はイメージです。ただ、座席が少ないくらいでほぼこんな感じ

テーマは「自然との共存～生態系保護と私達の未来～」
みたいなテーマだった。
要はフォーラムみたいなところで、
教授はその基調講演みたいな立場で呼ばれたことが発覚。

出席者を見ると○○市長の名
（他の列席者も存じ上げないけど肩書ある人達ばっか）

あらお疲れ様～
あなた達は私が話したあとにお願いね～

あ、教授。
あの場所でコントって冗談ですよね？

先にお昼食べちゃって～控室にあるから～

いや、お昼とか正直そんな…

楽しみにしてるね～

だめだ、あのおばさん人の話聞かんわ。

・・・で、なぜか味のしない立派な仕出し弁当を食べネタ合わせ。
こう思うと、なぜか味のしない飯を食ってることが多いな。

（↑この時もそうだった）

その後はご想像のとおり。
なんだこいつら…という目で見られながら
クマがプレゼンをやるネタをやった。

某市長は腕組みして真顔でクマのプレゼンを聞いていた。
でも市長は悪くない。
どう考えても場違いなのは僕たち・・・

悪いのは・・・

・

・・

・・・

あのおばさんは嬉しそうにクマのプレゼンを聞いていた。

おわり。