疲れているのに?
わたしの問いには応えず、ふいに訪れたあなたは、わたしを覆いはじめる。
(見えない)
ふと、感じる怖れは、どこから来るのだろうか?
あなたから?
それとも、わたしも知らないわたしの中から?
わたしはあなたを見ているのに、わたしはあなたに視られていない。
応えてしまうわたしの欲しいものは、何だろう。
苦しそうなあなたを感じたいのかも知れない。
(わたしのために苦しんで欲しい)
剥き出しの身体は、決して交わらないし、あなたを救うことなど。
わたしを救うことなど。
それでも希望を探して、探して、いつかあなたと一緒に、花咲く路を行く。
必ず行く。
#現代詩 #FLOWER #花