算数が苦手/循環器科受診(QT延長疑い)
昨日は朝から昼までzoomで資格の講座を受けた。
やっぱり一級って難しいんだなと思いつつ、私の難しい所って、他の人に簡単なところかもしれないと思った。
テキストの計算例を見ながら、何度も電卓を叩いてもテキストの答えにならなくて、最後に勇気を出して質問したら、計算の仕方が間違っていた。。要するに算数ができてなかった。
先生はすごく優しく教えてくださったけど、内心すごく恥ずかしかった。そうだった…掛け算の方が先だったみたいな簡単な事。しんどい。
友人にもこのレベルの計算間違えるとか、かなりヤバいと言われた事もあり、落ち込んでいたところなので、小学校の算数からやり直そうと思ってそういう人向けの本を買ってみた。
今年中には終わらせたいけど、本当にそんな事やってる暇ないくらいやる事ある。来月にまず一つ山がある。この山は確実に着実に登る山。結果はどうあれ全力で登る山。
算数苦手とか、SPIどころじゃない。SPIもやらないとなのに。
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健康診断の心電図で、QT間隔延長で要医療になった人の初めての循環器科受診の記録。
少し大きめの総合病院だったけど、健診結果があれば、それが紹介状の代わりになり、初診の選定療養費(7,000円)を取らないとHPに書いてあったのと、そこであれば健診のデータも残っているだろうという事で、健康診断を受けた病院の循環器科へ行った。
朝7:30に受付して、診察は11:00だった。初診は待たされるイメージでその通りだった。
循環器科は、患者数が多くて立って待っている人もいた。
診察に呼ばれて入ると、先生は心電図の結果っぽい心臓の波形の紙を私に渡して、「私は忙しいので」云々と仰っていた。
この時に「今日は忙しいから色々質問するなら今度にしてくれ」という事だろうと察した。
問診が幾つかあったので答えていくと、「パニック症の人って心臓痛いって言うんだよね〜。」とか、「こういう薬飲んでる人はQT間隔延長よくある。」とか、「先生に紹介状書こうかな。」とか色々とパソコンに向かって話していた。
これは恐らく「薬剤性のQT延長症候群」という診断になりそうな予感がするなと思ったりした。
そうなったらどうしよう。まず、恐らく「先生に紹介状」は精神科の先生へのお手紙なんだろうけど薬剤の特定が難しい。
抗がん剤治療の時に、他のお薬と合わなかったのか、アカシジアが出たりして、色々とお薬の調整をして、副作用凄くて、一時期お薬恐怖症みたいになっていた。
恐らく半年はかかる。すぐにやめられるような薬じゃ無い。
限界まで飲んでたベンゾジアゼピン系のお薬を辞めたくて、ほとんど発作の時以外は飲まなくなったけど、それも全部辞めるまでは半年かかった。
でも、なるべくお薬減らす方向になったら、離脱症状は辛いけど、それはそれなりにいい事なはずとも思ったり。いいこともあるはずだ。
次の予約の日を決めてすぐ部屋を出た。
そして、色々と心臓の検査に回る。
心エコー(心臓超音波検査)
乳がんの時と同じ感じだった。
胸部付近にゼリーを塗って、エコーを当てて心臓の動きを技師さんがモニターで確認していた。
ベッドに横になって、息を吸って吐いて止めたり、仰向けになったり、色々な角度になった。
時間は20分くらい。
部屋が薄暗くなるのと、自由に動けないので、少しパニックの予期不安気味になるけど、多分、途中で薬を飲んでもよかった気がする。
でも、息を吸ったり吐いたりする事に集中して何とか乗り切れた。技師さんがリラックスするような雰囲気を作ってくださったのもある。
踏み台昇降して心電図(マスター2階段負荷試験?)
それから一旦また待合に戻って、別の部屋に呼ばれた。
まずは、いつも通りな感じで横になり、心電図をとりながら血圧を測った。
その後、「少しお待ちください。」と言われ、技師さんが不思議なものを部屋に持ってきた。
こちらである。
この凸型の踏み台昇降階段のようなものを、持ってきてくれて、技師さんが「先に私が見本をやりますね!」と言って、この階段を行ったり来たりするのを見せてくれる。
それから、私の番。
モニターの「ピッ、ピッ、ピッ…」という規則的な音に合わせて、階段を登って降りて、くるっと向き直って、また登って降りるという動きを3分間続ける…ということをやった。ちなみにこの動き、何故か分からないけど靴下を脱いで裸足でやる。
途中で「今一分経過しました!」とか、「後半分です!」とか、「あと一往復!」とか、技師さんが声をかけてくれる。
(マラソンで走ってる時の、後少しだから、がんばって!みたいな感じで。)
終わった直後、まあまあ息が上がった状態で、「すぐに心電図を測りますので横になってください。」と言われて、すぐベッドに横になり電極を当てて心電図を測る。
この後3回ぐらい同時に血圧も測られた。
息が元に戻るまで、寝たままじっとしている。
その間ずっと心電図と血圧を測られている。
恐らく15分位は寝ていた気がする。
ホルター心電図(24時間)
それから「ホルター心電図」という機械を身体につけた。24時間心電図が測れる機械らしい。
機械自体は、縦横5×5cmの奥行1.5cmくらいのもので、全く重くはない。
そこから電極が出ていて、剥がれにくいシールで胸部付近に電極を何箇所か貼る。シールがかぶれる人はたぶん少し痒いかもしれない。
機械本体からは、長さを調整できるゴム(運動会の時に被る赤帽の紐ゴムと同じ感じ)が出ていてそれをお腹に巻いて固定する。
24時間経過すると「ピー」という音が鳴って、機械本体のモニターの表示が消えるらしい。
そんなにうるさい音じゃないとの事。
音が鳴って表示が消えたら自分で外して、すぐに病院へ返却しに行く。(宅配で送れる病院もあるっぽい。)
生活は普通にしてて大丈夫と言われたけど、お風呂とシャワーはやめてくださいと言われた。
(お風呂に入れる防水タイプのホルター心電図もあるっぽい。)
そして「行動記録カード」を書いてくださいとの事で紙を渡された。
行動を始めた時間の記録と、症状が出始めた時間を記録するらしい。これをホルター心電図の返却と一緒にお渡しする。
また、苦しくなったり体調に異変を感じた時は機械本体のボタンを押すようにとも言われた。
そのボタンを押すと、何かその時に起きたという記録になり、後で心電図の記録を見る時の参考になるらしい。
実際に息が苦しくなったので押してみたら、私の機械は「event」と表示された。
最後にお会計をしたら、10,000円はいかなかった。これだけ色々と検査をして、ホルター心電図まで借りてるのに。私の金銭感覚が、がん治療によって狂ってしまったのか。
いつも打ってる乳がんの再発予防のリュープリン注射(3ヶ月製剤)一本分より全然安い。健康保険が適用とはいえ。6ヶ月製剤にした方がお得なのか。副作用凄そうなのが怖いので、お得とか言ってる場合じゃないか。今度相談してみよう。
お風呂に入れない時に限ってお風呂に入りたくなるものだな。足の浮腫がひどいので、足湯だけやってみよう。頭は洗面台で洗える気がする。
たくさん検査したので、もうこれ以上の事は何もできないと思うので、少しだけ安心した。
後は結果を待つのみです。