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家族の健康を守る!「床下エアコン」と「高気密高断熱」の家づくりの秘訣

注文住宅で注目される「床下エアコン」とは?

床下エアコンの仕組みと役割

床下エアコンとは、床下空間を利用して暖かい空気を循環させる暖房設備のことです。床下に設置されたエアコンが空気を温め、その熱を床面を通じて室内に伝えます。空気式の床暖房は床全体を暖房面として活用するため、室内全体を均一に暖めることができます。冬場の冷え込みが厳しい地域でも快適な温度を保ちやすいのが特徴です。

利用しているエアコンは、家電量販店でも購入できるものです

床下エアコンのメリット

床下エアコンは、以下のようなメリットがあります。

  • エネルギー効率が高い: 温風が自然に上昇する性質を活かし、効率的に部屋全体を暖めます。また床下に暖かい風を送るので扉などで仕切られていても空気が全体にひろがります。

  • 健康的な暖房: 壁付けのエアコンに比べて直接温風を受けないので乾燥させすぎず、直接的な熱で喉を痛めるなどのリスクを軽減できます。

  • 経済的な運用: エアコン一台で暖房を行うため、ランニングコストが抑えられます。また故障時の交換も特別なものではないためメンテナンスコストも抑えられます。

実際の導入事例:入居者が語る導入後の声

あるお客様は、床下エアコンを導入した結果「床全体がポカポカ暖かく、小さな子どもが冬でも裸足で走り回れるのが嬉しい」「冷え性で足がいつも冷たかったのにあたたかくて快適です。」といった声を頂きます。


「断熱」と「気密」が住宅性能に与える影響

断熱と気密がもたらす3つの健康効果

  1. 室内温度の安定化: 室温の変動が少ないため、ヒートショックのリスクが軽減されます。特に高齢者や小さな子どもにとって安心です。また実際にエコワークスで住んだお客様の話を聞くと、「厚い布団が不要になった。」や「厚着していたけど、薄手の洋服でいいから肩こりも軽減しました。」という嬉しい言葉を頂けます。

  2. アレルギー対策: 結露が抑えられることで、カビやダニの発生が減り、アレルギー症状を緩和します。

  3. 快適な湿度管理: 高い断熱気密性能により、室内の湿度が適切に保たれるため、肌や喉の乾燥を防ぎやすくなります。

断熱性能が低い家に潜むリスク(結露やカビなど)

断熱性能が不十分な住宅では、壁や窓の表面温度が低下しやすく、結露が発生しやすくなります。結露が続くとカビが繁殖し、室内環境が悪化します。また、結露に伴う湿気が窓枠や床材を劣化させるリスクもあります。

気密性を高める具体的な工法と選び方

気密性を向上させるには、以下のような施工や素材選びがポイントです。

  • 普段から高い性能を提供している住宅会社にお願いする。

  • 窓やドアに気密性の高い製品(樹脂サッシやトリプルガラス)を採用する。

  • 施工時に「気密測定」を実施し、気密性が十分であることを確認する。全棟気密測定しているかどうか確認することをおススメします。※気密については実測値でしか測定値が測れないため

こんな感じで検査します。

気密測定中の写真

「床下エアコン」×「断熱気密」で生まれる快適な住空間

エネルギー効率を最大化する設計のポイント

床下エアコンと断熱気密を組み合わせる際には、以下のポイントに注意することが重要です。

  • 建物全体の断熱性能を向上させ、床下空間が外気の影響を受けにくい設計にする。また床下エアコンの空気が家の隅々まで行き渡るような基礎の設計が必要となります。住宅会社様に床下エアコン採用の実績や経験があるかどうかは相談してみてください。

  • 暖房負荷を減らすため、高性能な断熱材・高性能なサッシを使用する。建物自体の性能が低いと暖気が外に逃げてしまい効果が感じることができなくなります。

床下エアコンの電気代はこちら

当社で建築されたお客様実際の床下エアコンの実ランニングコスト
▪12月電気料金:9,728円
使用電力:336kWh
▪1月電気料金:11,212円
使用電力:431kWh
▪2月電気料金:7,955円
使用電力:304kWh
※自社調べ 弊社自邸14戸平均値(3~4人)/九州電力:電化でナイトセレクト22+基本料金+再エネ賦課金+燃料費調整額 2024年4月のデータ


注文住宅で後悔しないためのステップとポイント

住宅性能の「見える化」で選ぶ理想の家

性能を見える化するためには、「断熱等性能等級」や「気密測定結果」など、数値で示されるデータを確認しましょう。具体的な性能が分かると、後悔のない選択が可能です。一般的な目指すべき理想的な数値はこちらのGX志向型住宅の160万円の補助金を利用できるかどうかで良いかと思います。なお、私が自宅を建築するエコワークスでは、太陽光を設置することが前提であれば標準でクリアできます。

施工前にチェックしたい断熱気密の品質基準

建築前に必ず確認しておきたい基準には以下があります。

  • 断熱材の種類と施工方法

  • 窓やドアの気密性

  • 気密測定の実施状況

まとめ

床下エアコンと断熱気密を組み合わせた住宅は、家族の健康を守りつつ快適な住環境を提供します。ぜひ今回のポイントを参考に、理想の住まいづくりを進めてください。エコワークスでは、最新の技術を取り入れた高性能住宅を提案しております。お問い合わせお待ちしております!

またこんな内容について知りたいということがあれば、お気軽にコメントやメッセージ頂ければ解説記事を書いていこうと思います。

今回のおススメ動画はこちら

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