家を買う前に知っておきたい「本当に必要な住まい」とは？
こんにちは、現在木の家専門店エコワークスで働く住宅営業マンの上野です。現在自宅をエコワークスで計画しており今年完成する予定です。住まいづくりの参考になることを今回もお届けいたします。
理想の住まいと現実のギャップを理解しよう
家を建てる際、多くの方が「理想の住まい」を思い描きます。しかし、実際に住んでみると「思っていたのと違った…」と感じることも少なくありません。例えば、広々としたリビングを夢見ていたけれど、実際には掃除や維持管理が大変だったという声もあります。
住んでから後悔するポイントとは？
後悔しない住まいづくりをするためには、事前に失敗しやすいポイントを知ることが重要です。
収納不足：広いリビングやお部屋の広さを優先した結果、収納スペースが足りなくなることがあるので、ご自身の持ち物をどこに収納するかを打合せの段階で計画しておくことがポイントになります。
動線の悪さ：共働きが増えた現在では、家事動線が悪いと、日々の生活がストレスになります。朝・昼・夜・休日と毎日の朝の生活を想像してみましょう。
断熱・気密性能の見落とし：快適に暮らすためには、高い断熱性能が欠かせません。外観やおしゃれなキッチンと「見た目」に最初に目がいきがちですが、しっかりと見えない部分に気を配ることを忘れないでください
住宅購入前に考えるべき3つのポイント
1. どんなライフスタイルを送りたいか？
住宅を考える際には、自分や家族のライフスタイルを明確にすることが大切です。
共働きなら、家事負担を減らせる間取りにする
趣味の時間を大切にしたいなら、専用のスペースを設ける
子どもの成長を考え、可変性のある間取りにする
2. 家の広さ・間取りは本当に合っているか？
広ければ良いというわけではありません。適切なサイズや間取りを選ぶことが、快適な暮らしにつながります。例えば、
3. 将来の変化に対応できる住まいか？
家は一生に一度の大きな買い物です。小さなお子様がいるご家族などは、しばらく子ども部屋を他の用途として利用することも一緒に考えておくことがおススメです。また将来的にはお子様が一人暮らしなどを始めた後に、どう活用するかなど10年・20年・30年と家族の構成が変化していくことを柔軟に対応できる準備をしておくと無駄な間取りの大きさにならずに済みます。
成功する住まいづくりのためのステップ
まずは情報収集！成功者の体験談を学ぶ
実際に家を建てた方の体験談を参考にすることで、より現実的な住まいづくりが可能になります。InstagramやYouTubeなどで情報収集するのもおすすめです。
モデルハウス・住宅展示場の見方とチェックポイント
断熱性能や気密性能をチェック
家事動線や収納の使い勝手を確認
エアコンの台数や温度設定も参考に
住宅ローンと予算のバランスを考える
住宅ローンは長期間にわたる支払いとなるため、無理のない予算設定が重要です。ランニングコストを含めたトータルの支出を考えましょう。
後悔しない住まいづくりのための実践テクニック
「本当に必要なもの」と「不要なもの」を見極める
住宅設備やオプションを選ぶ際、「本当に必要か？」をしっかり考えましょう。便利そうに見えても、実際にはほとんど使わない設備もあります。
私の家づくりでも今人気の海外製フロントオープンの食洗器の採用を考えていました。しかし、自分の家族はそんなに多くの皿も利用しないし、乾燥だけで利用したいなど夫婦で話し合った結果、日本製の深型食洗器を採用する予定になりました。
住宅会社・工務店選びで失敗しないためのコツ
施工実績や評判をチェックする
標準仕様の性能を確認する
アフターサービスが充実しているか確認する
住んでみてわかった！満足度の高い住まいの特徴
実際に住んでみて「良かった！」と思うポイント
断熱・気密性能が高く、光熱費が安い
家事動線がスムーズで生活が快適
収納が多く、家の中がすっきりする
「ここは失敗した…」住宅購入者のリアルな声
リビングが広すぎて冷暖房費がかかる
コンセントの配置が悪く、家電が使いにくい
収納が足りず、後から棚を増設することに
満足できる家づくりのために、今すぐできること
私達のような住宅会社で働く人たちが読むような建築雑誌でよく住まいを建てた後の後悔ランキングが載っている記事をみます。そうすると、多くが建物性能の後悔が上位を占めています。「結露」「暑い」「寒い」などは建った後では手遅れになります。ぜひしっかりと住まいづくりを学んで後悔ない住まいづくりを建ててくださいね。
今回のおススメ動画
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