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長期優良住宅 × 耐震等級3 × 太陽光発電が最強の理由とは?メリット・デメリットを徹底解説
こんにちは、現在木の家専門店エコワークスで働く住宅営業マンの上野です。現在、自宅をエコワークスで計画しており、今年完成する予定です。住まいづくりの参考になることを今回もお届けいたします。
住まいづくりを検討されている皆様、「長期優良住宅」「耐震等級3」「太陽光発電」という言葉を耳にされたことはありますか?これらを組み合わせることで、快適で安心、そして経済的な住まいを実現することが可能です。
今回は、それぞれの特徴と組み合わせることによる相乗効果、さらに具体的な費用対効果や補助金情報、そして住宅購入・建築の際の注意点について詳しく解説いたします。
最初にこちらをご覧ください。
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まだまだ住まいづくり始めたばかりの人にもわかるように書いていきます。
長期優良住宅とは?基礎知識と認定基準
長期優良住宅の定義と目的
長期優良住宅とは、長期間にわたり良好な状態で住み続けられる優れた住宅のことを指します。具体的には、耐久性や省エネルギー性、維持管理の容易さなど、さまざまな観点から高い性能を持つ住宅が該当します。国は、質の高い住宅ストックの形成を促進するため、このような住宅の普及を推進しています。
認定基準と必要な条件
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長期優良住宅として認定を受けるためには、以下の基準を満たす必要があります:
劣化対策(耐久性・劣化対策):
目的: 構造躯体の劣化を軽減し、数世代にわたり使用できること。
基準: 劣化対策等級3に適合し、構造の種類に応じた追加措置を講じること。
耐震性:
目的: 極めて稀に発生する地震に対して、継続利用が可能な損傷の軽減を図ること。
基準: 耐震等級(倒壊等防止)2以上、または免震建築物であること。※階数が2以下の木造建築物で壁量計算による場合にあっては等級3
維持管理・更新の容易性:
目的: 構造躯体に比べて耐用年数が短い設備について、維持管理や更新が容易であること。
基準: 維持管理対策等級(専用配管)3に適合すること。
省エネルギー性:
目的: 断熱性能などが一定以上であること。
基準: 断熱等性能等級5および一次エネルギー消費量等級6に適合すること。
居住環境:
目的: 良好な景観の形成や周辺環境への配慮がなされていること。
基準: 地域の景観計画や条例などに適合し、周辺環境と調和していること。
住戸面積:
目的: 必要な住戸面積を有していること。
基準: 一戸建て住宅では床面積の合計が75㎡以上、かつ少なくとも1つの階の床面積が40㎡以上であること。
維持保全計画:
目的: 適切な維持保全の計画が策定されていること。
基準: 構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分、給排水設備について、定期的な点検・補修の計画を策定し、少なくとも10年ごとに点検を実施すること。
これらの基準を満たすことで、長期間にわたり安全で快適な住まいを維持することが可能になります。
税制優遇や補助金のメリット
長期優良住宅の認定を受けることで、以下のような税制優遇や補助金の対象となります。
住宅ローン減税の拡充:一般住宅よりも控除額が増額される。
固定資産税の減額:新築後5年間、固定資産税が1/2に軽減。
登録免許税の軽減:一般住宅よりも税率が引き下げられる。
補助金の対象:地域によっては新築時に補助金を受けられる可能性がある。
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耐震等級3の重要性と地震対策の実力
阪神・淡路大震災から学ぶ住宅の耐震性
日本は地震大国であり、これまで多くの大震災が発生してきました。特に1995年の阪神・淡路大震災では、多くの住宅が倒壊し、甚大な被害が発生しました。この教訓を踏まえ、建築基準法の耐震基準が見直され、現在では耐震等級の設定が住宅の安全性を測る指標となっています。
耐震等級の違いとは?1・2・3の比較
耐震等級1:建築基準法の最低基準。数百年に一度の地震に耐えうる。(※倒壊しない)
耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の耐震性を持つ。学校や避難所の基準。
耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の耐震性。消防署や警察署と同等の耐震性。
耐震等級3を選ぶべき理由
耐震等級3の住宅は、大地震の際にも倒壊リスクを最小限に抑えることができます。また、地震保険の割引率も高くなるため、長期的に見れば経済的メリットも大きいです。
ちなみに、熊本地震で震度7が観測された益城町に建っていたエコワークスのお客様宅は、内壁の珪藻土に少しヒビ割れが生じた程度で、その補修だけで今も問題なく住み続けられています。
太陽光発電のメリットと導入コスト
電気代の削減と売電収入の可能性
太陽光発電を設置することで、昼間の電気を自家消費できるため、電気代を大幅に削減できます。また、余剰電力を売電することで、一定の収入を得ることも可能です。
また速報ですが、太陽光発電のFIT(固定価格買取制度)が改正されるというニュースが入ってきました。またこちらは後日まとめて発信します。
太陽光発電の設置費用と回収期間
設置費用:平均100万円~200万円(容量による)
回収期間:約10年~15年(売電価格や電気代の変動による)
補助金や税制優遇を活用する方法
自治体によっては、太陽光発電システムの設置に対して補助金を支給しているケースがあります。また、ZEH(ゼロエネルギーハウス)仕様の住宅には追加の補助金が適用されることもあります。
長期優良住宅 × 耐震等級3 × 太陽光発電の相乗効果とは?
住宅の資産価値が上がる理由
これらの要素を組み合わせることで、住宅の資産価値が向上します。特に、災害に強くエネルギー効率の高い住宅は将来的な売却時にも高評価を受ける可能性が高くなります。
エコで経済的な住まいを実現する方法
長期優良住宅の高性能断熱と太陽光発電を組み合わせることで、光熱費を抑えつつ、快適な住環境を実現できます。
まとめ:理想の家を建てるためのポイント
失敗しないためのチェックリスト
長期優良住宅の認定を受ける
耐震等級3の構造にする
太陽光発電の設置を検討する
補助金や税制優遇を最大限活用する
助金や助成金の最新情報
補助金制度は毎年変更されるため、最新情報を自治体や住宅会社さんに確認することがおススメです。こちらも参考にしてください。
理想の住まいづくりのために、ぜひこれらの情報を参考にしてみてください!
上野の家は?
もちろん「長期優良住宅」・「耐震等級3」・「太陽光発電設置」の3要素全部クリアした家に住む予定です。
安心した住まいで長期的に考えられたらいいですね。
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