モノと家計をコンパクトにして暮らすために。3つのマイルール。
新年1月。気持ちを新たに向き合いたいという思いからか、わたしのnoteは「家計」にまつわる記事が多めでした。
2020年、初めてのコロナ禍で夫の仕事が大打撃を受け、お給料がガクンとダウン。以前から家計簿はつけてはいたものの、
・もう一度家計を見直して、できるところはコンパクトにしよう。
・最低いくらあれば家族4人が暮らせるかを算出しよう。
と、本気モードで家計管理に取り組むことに。
それから丸3年。モノと家計をコンパクトにして暮らす、わが家なりの方法がだいぶつかめてきた感じです。
● 補充する感覚で買い物をする。
わが家の食材の買い出しは週1ペース。冷蔵庫の中がほぼ空になったタイミングで、まずは庫内をザッとアルコール消毒。それからListonic👇で買い物メモをつくって出かけるのがお決まりのパターンです。
このとき意識しているのが、「使い切ったものを補充する」感覚でカゴに入れていくこと。家に在庫がある食材はもちろん、珍しいもの・目新しいものにも手を出さないようにしています。
わが家の9歳と6歳の娘は、見慣れない食材やメニューには警戒心マックスで、ほぼ口にしません。せっかく買ったのに食べきれなかった…を何度も経験し、このマイルールを設けることに。
ただ、同じような買い物が続くと飽きてしまうことも。そんなときは、同じ食材でも別メーカーのものや、家族全員が食べられるお菓子の新製品にトライ。たまに変化をつけて、買い出しが苦痛にならないようにしています。
補充方式に変えてから、無駄な買い物が激減。コストが抑えられるのはもちろん、食材のロスがなくなって、気持ちも穏やかになりました。
食材だけでなく、日用品もこのやり方。今使っているもの+ストック1つを持つのを基本にして、ストックを開けたタイミングで新しいものを買うようにしています。
これだと、ストックがない!と焦ることも、在庫を抱えすぎてスペースが圧迫されることもなく、ちょうどいい具合。
● 優先度が高いアイテムを、あえてコストダウンしてみる。
調味料とスキンケアアイテム。日々の食材や消耗品のなかで、わたしが他に比べてお金をかけていたのがこの2つです。
丁寧な暮らしの本に頻繁に登場する、素材にこだわった調味料たち。良い調味料と新鮮な素材があれば、簡単な調理法でもおいしい。そんな暮らしへの憧れもあって、以前は少しお高めの調味料を使っていました。
ところが、娘たちの成長とともに食材の消費量が増え、調味料の購入頻度もアップ。一度に使い切ってしまうものではないけれど、じわじわと家計にきいている感覚が。
そこで、コストダウンを決行。こだわりの調味料を使いたい気持ちは健在ですが、それはもう少し食費が落ち着く将来のお楽しみにするつもり。
しばらくは、これから食べ盛りをむかえる娘たちに太刀打ちできる、お手頃価格の調味料にお世話になります。
スキンケアアイテムは、ジュリークをはじめとする海外のオーガニック製品や、POLAのパーソナライズドサービスまで、若い頃は気になるものに片っ端から手を出していました。
娘たちが生まれてからは、自分に時間をかける余裕がなくなり、だいぶトーンダウン。さらには、コロナ禍で家計を見直したタイミングで美容費にもメスを。
そんなこんなで、今のアイテム選びの基準は「買い続けられるお値段かどうか」。
現在は&ourhomeのクレンジングと、無印良品の敏感肌用シリーズを愛用中です。美容費マックスだった時代と比べるとコストは約1/10ですが、肌状態は全く問題なし。
使うアイテムありきだった若い頃より、食事や運動と合わせてケアする意識が芽生え、むしろ落ち着いているくらい。最新の美容本で学んだ肌のメカニズムも、毎日のケアに役立てています👇。
こだわりがあっただけに、コストダウンするのに勇気がいった調味料とスキンケアアイテム。
でも、いざやってみると、新商品に目移りして在庫を抱えてしまったり、「これ以外使えない!」と不安になったりすることがなくなり、気持ちの面でも軽やかに。
● スペース=貴重なものと考える。
現船員の夫と元船員のわたし。乗組員の船室って狭小なんです。備えつけの家具は、ベッドと小さなデスクに、制服+αが入る程度のクローゼットだけ。手脚を伸ばしてストレッチをするのは難しい広さです。
モノを置くとダイレクトに居住スペースを圧迫するので、まずはそのモノが本当にいるかどうかを吟味。必要な場合も、なるべく省スペースで済ませる工夫をするのが癖に。3〜4ヶ月の乗船勤務に持っていく荷物は、トランク1つが基本でした。
そんな船上生活で培われた意識は、陸上でも健在。結婚後の住まい遍歴は、1Kのアパート→2DKのアパート→4LDKの戸建て(2世帯住宅の2階部分)とだいぶ広くなり、家族の人数は2人から4人に増えました。
でも、比例してモノを増やすことはせず、それなりにスッキリを保っています。
現在の家を建てるときも、「収納はミニマムで」がリクエストの1つだったほど。
船上暮らしのおかげで、「それは、スペースを減らしてでも置いておきたいモノ?」と考えるのが習慣に。この思考が、モノと家計のコンパクト化に貢献してくれています。
★見出し画像は、noouchiさんの作品をお借りしました。ありがとうございます。
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