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男が子守をするということ

こんにちは。

お盆はバタバタしてしまい、なかなかnoteに向き合うことが出来ず、今日は久々に考えさせられるテーマが見つかったので書いてみたいと思います。

そもそものソースは劔樹人さんのnoteを参照していただけたらと思う。

奥さんはエッセイストの犬山さん。この方も某バンドのマネージャー兼ベーシストということで、さすがご夫婦で物事を整然と文章で伝えることが上手い方々だなと感服致しました。。。

内容をかいつまんでいうと、父が小さい娘と二人で新幹線に乗っていると、少なからず不審者扱いされる可能性がある。という内容。

・奥さんが帰省難しいため二人で行かざるを得なかった

・イヤイヤ期マックスの時の子供を乗せるのは初めて

・お盆期間ということで大変車内が込み合った

という、非常に難しい状況が重なったからこそ、誰かが「幼女誘拐の疑い」の通報をしてしまったんだと思います。


通報に至ってしまった経緯についても整理すると

・男、女児という組み合わせだけの新幹線乗車が珍しいこと

・イヤイヤ期の子供はおとなしくしていられない

・乗車率MAXの新幹線で皆気が立っていた

などのことがあげられると思います。

これについても既に当事者のノートに整然とまとめられていますが、まだまだ男が子供を面倒見ること自体が日本社会としては珍しすぎるのだなという側面と、不審なことがあれば通報するという社会のセオリーは当然守らなければならないという父親側ではない側への共感もあります。むしろどちらの環境も守らねばならないと思うし、こういう経緯があればあとは警察ときちんとお話しをすればいいだけの話だと思います。

しかしながら、やはりまだまだ男が家庭のことを行うことも、女性が社会に出ることも難しいのは事実です。そして、私個人としてはこれをそれぞれ進めていかねば!という思考ではありません。

以前も書いたとおり、男性と女性にとっての「社会の平等」は決して同じことではないと思います。父母が仲良く過ごしている家庭であれば、パパっこと言われる子供でも、なんやかんやで母親に懐くことのほうが比率は多い。なぜなら母親から生まれ、母乳で育てば、血のレベルで子供は母というものに守られているという感情がどこかで芽生えているからです。これはロジカルな話ではなくあくまで感情論ですが・・・。

そして何より、ロジカルなことのほうが得意な男というものは、感情の起伏だけで生きている「こども」という存在に対して、女性より接し方が下手なのは当然なのです。

だから世の中の男性が仕事をし、女性が子供を育てることが当たり前だとは言いませんが、少なからずもともとのスタートがそうなっているので、それを平たんにすることは本当に難しい問題だと考えています。

何より、僕も男ですから、何を伝えたらいいのかわからず、泣いて伝えることしかできず、終始甘え、自分の要求だけを伝える「プリティモンスター」たちを日々相手している女性には頭の下がる思いです。

この議論については「こうすべき」という結論が決してあるわけではないので、夫婦であれば互いの得意な部分に素直に頼り、感謝を伝え、支えあい、子供の為・・・なんて重たいことを考えずとも夫婦で手を取り合って子供の成長を見守り続けることが僕にとっての唯一の出せる正解なのかなと思います。これについても多々ご意見あるかもしれませんがあくまで主観です。

今の日本では男が子供を一人で育てるなんて本当に難しい!世の中の子育てをされているすべての親御さんに「天晴」ですね。

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