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【雑談】久しぶりの大阪ぶらぶら

先日、久しぶりに大阪をぶらり散歩。
大阪は馴染みの街だけど神戸人にとっては尼崎を超えて散歩するハードルは高い。

大阪いくなら久しぶりに春駒いくか!
というわけで、JR天満で降りていざ春駒へ。

春駒といえば、その昔天六の顔的な存在で、老舗中の老舗寿司屋さん。

平日であろうが、何時であろうが、基本的に店の前では必ず並びます。

ちなみに本店と支店は目と鼻の先であるわけですが、支店の方が味がいい!というのは、有名な話で、今はどうなんでしょうか?

子供のころは、おばあちゃんに連れられてよく食べにきたものでした。

当時は確かほとんどのお皿は100円だったと記憶していますが、もちろん物価は非情な高騰を見せていて300円~500円のお皿が平均的です。
それでも2貫でのお値段ですので、たまに食べるお寿司としては良心的ですし、外国人向けの価格設定まで物価は上がっていないところが大衆寿司春駒の意地を感じました。

天六の寿司屋といえば、近くにすし政というお店もあり、こちらは以前は春駒とすし政の二強といった具合でしたが、すし政の方はガラガラ・・・

二店とも都市封鎖を乗り切った名店ですが、春駒はやはりブランド勝ちしたのでしょうか。

お昼時にいって、二人で4000円ほどのお値段。
高いか安いかは人それぞれでしょう。

値段よりも筆者としてはやはり時代の移り変わりをひしひしと感じるひと時となりました。

30年前の春駒(幼いころの記憶)といえば、煙はもくもく、大将と呼ばれるおやっさんがいて、怒号が飛び交い、店内はそれはそれはまあうるさかったわけでありますが、今は席に着くと「大声での談笑はお控えください」と書かれており、注文も紙に書いてそっと渡す。

カウンターの寿司職人さんも静かに握ってくれます。
これも都市封鎖時代から大きく変わったのか?あるいは、時代の流れとともにゆっくりと変化していったものなのか?

商店街はシャッター商店街が全国で相次ぐ中、さすがは天六商店街。
まだまだ人の流れが活気あるものでした。

そこから天神橋筋八丁目まで歩き、バスに乗って中津まで。

中津の長屋通りに遊びに行きます。

中津といえば、おしゃれなお店がぽつぽつと立ちならぶ隠れデートスポット。

こんな感じで長屋を改造して、お店が入っているわけですが、レンタルキッチンやスペースも多く、いろんなジャンルのお店が時期によって変わるというスタイル。

長屋の奥に見える超高層ビルが時のコントラストを生み出し、なんともノスタルジック且つSF感のある雰囲気を漂わせてくれます。

ところで来年からは50㏄バイクがなくなるんだとか?
長屋に立てかけてあるバイクもノスタルジー。

この長屋は普段はエアビなんかで外国人向けに二階を宿泊施設として貸し出しているそう。

そういえば、京都の不動産業界の方に聞いた話だと京都の長屋はほとんどが中国人オーナーであり、もうほぼすべてが買い占められているほどだとか。

中津の長屋もオーナーは中国の方だったりするんでしょうか?

良いか悪いかの話は置いておいて日本の安い物件を買って施設としてビジネスを行うというのが常態化しているというのを聴いたことがあります。

中津から、梅田までは徒歩10分くらいかな。
梅田まで歩いて神戸まで帰りました。

そういえば梅田といえば・・・丸ビルが見えてこないなと。

あれ、丸ビルってなくなった?!
調べてみると、なんと2023年5月に惜しまれつつ閉館したそう。

現在は解体工事が進められており、解体後の敷地は2025年4月13日からのおよそ半年間、大阪・関西万博の会場にアクセスするバスターミナルとして利用される予定だそうです。

なんとも衝撃的。

丸ビルは大学生になってからも何度かランチバイキングなどで遊びに行った記憶があります。

梅田の象徴ともいうべき存在だった。

久しぶりの大阪はノスタルジーと時の流れを感じる幻想的なぶらり旅を味わえました。

いろいろな大阪がなくなった、そして、こういうブログも最近ではすっかり見なくなりましたね~。