【フィルム作例】赤エルマーの魅力
エルマーというと、バルナック型A型ライカに固定レンズとして登場してからライカを象徴するようなレンズとして有名。
赤エルマーやダイヤスケールエルマーなんかの比較的新しいレンズでも60年以上前のモデルになりますので、どうしてもモノクロームで撮るイメージがありますが、カラーで撮影するのが結構面白かったりするんです。
非現実的な世界、色ではありますが、バルナック型ライカと赤エルマーの組み合わせって存在そのものが非現実的な存在。
時を超えたなんか言葉では言い表せない『写真』を楽しむことができます。
作例
カラーで撮ると面白い。
葉っぱというか特に植物の色味が独特です。
近くの児童館でおもちゃを綺麗に天日干しかな?
ピントを合わせるのはとても難しい。
L39レンズはスクリュータイプなので、使う人によってねじ込み深度が変わってきます。
もちろんわずか0.000~mmの世界ではありますが、そこが実際仕上がる写真に出たりする。
出たりするんだけど、そんなことを考えるカメラでもない。
ただライカという一つの魂を宿した存在と一緒に目の前の景色を楽しむ。
現像したら、ライカが見てる世界と、自分が見た世界を見比べて、ライカがどんな世界を見ているのかを見ていつもその偉大さに驚かされる。
そんな存在です。
スタジオの記事では別の作例なども掲載していますので是非遊びにきてください。