#日記
口にして、はじめて、はじまる。
僕は主に、作曲家として音楽のキャリアを歩んできた。作曲が中心にあって、その次に制作(編曲、録音ミックス)が追随。究極、音源の完成度が自分の音楽の全てみたいなところがあった。
そんなキャリアのあり方が「自分で歌う」という行為を志して、根底から覆った。誤解されたくないからしつこく言うけど、作曲家としてのキャリアを捨てた訳では勿論ない。
ただ、少なくともフロントマンとして、ステージに立つ理由ができた
「CHILLい」に飽きた話。
人は変わるものだ。
去年僕は、自分の音楽のことを「自分史上最高に安らげて落ち着ける空気」と呼んでいた。しかし今は「空気を良くするためのBGM」的な音楽を聞かなくなったし、ましてや作りたくない。
今日は、そんな心の変化の話をしたい。
そもそもCHILLとは何なのかなんとなく僕は「CHILL OUT」と聞くとプールサイドなイメージがあったのだが、ググってみたところ
とのことらしい。なるほど、冷
新アルバムのタイトル
新アルバム制作記。前回までの記事は以下。
書いている今、だんだん気持ちが絶望から抜け始めてきているため、
忘れないよう、進んできた道のりを、「作品」として書き残す。
以下、有料記事です。
記事内容は、SNSなどでのシェアをご遠慮ください。
インプットばかりしながら過ごした10月
新アルバム制作記を書き綴っている。有料記事にして、読んでくれる人がいなくても書き続ける気でいた。そんな僕の気持ちを押すように、購入してくれる方がいるのが救われる。読んでくれて、ありがとう。
前回までの記事は以下。
2022年の6月リリースを目指して作っているこの作品。全く新しいチャレンジをしているから、いつ完成するか全く断言できない。それでも、曲はでき、アレンジも少しずつ進んでいて、あとは録音
プロとして磨いたスキルを全て壊して
新アルバム制作記、これまでのシリーズは以下。
アルバムを作り始めたのは夏くらいからだけど、実際に音源を制作し始めたのは2021年の9月ごろからだった。前回の記事でも語っているけど、今作は楽曲群でメッセージを伝えていくような姿勢を強く持ったアルバムで、全体でどんな内容を描くかをプロットにしてから作りたかった。
1ヶ月くらい、DTMをしなかった。
プロなのに。仕事としてさえ、制作作業をしなかった。
個性は、他人のものでは、ない。
ほんの数年前まで、
「個性的だよね」って言葉は僕にとって、
言われて嫌な言葉だった。
音楽家という世界は己の色あって初めて成立するもの。それを武器にして、自分のキャリアを築き上げてきたことも、わかってる。
でもそれでも僕は、「個性」とか「変わってる」みたいな形容詞をつけられることを、長らく気持ちよく聞けてない自分自身を感じていた。
なぜだろう。理由を考えてみた。
個性を他人に判断される感覚
近況報告。元気です。
皆さん、お久しぶりです。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。まるまる1ヶ月ほど、更新が空いてしまいました。
前作「Reason - Naked」がリリースされて以来、どんな音楽活動を今後していこうか、そして自分自身が激動の2020年代をどう生きて行こうか、公私共に見つめ直す時間が必要でした。
とりあえず、僕は元気です。更新が滞っていたのは、更新する気になれなかったのが本音。なぜ更新した
「リーダーは、偉くない」時代
皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。
去る、9月2日(水)14:22~23は星読みでいうところの「魚座の満月」だそう。東京都内ではその時間の前後から突然、局地的な大雨、雷鳴が鳴り響きました。いきなり何の話だよって感じかもしれませんが。
実は、アルバム「VOYAGER」をはじめさんと作るにあたり、僕らは昨年の年末年始にお世話になっている方からとあるお話を聞きました。
p.p.p - 僕らが目指す、「心の平和」
みなさんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。いつもnoteや音楽作品を楽しんでもらえていて嬉しいです。
さて、今回はアルバム「VOYAGER」の5曲め、
「p.p.p (people play in peace)」についてです。
その他の配信サイトはアルバムリンクから。
この楽曲はまさに「THE KOTARO's Inst」と言えるインストゥルメンタルトラック。Lo-fi
Jellyfish - BPM164が今の気分
皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。このnoteでは僕と内山肇さんのニューアルバム「VOYAGER」の制作について、セルフドキュメンタリーとして制作時から書き綴ってきました。
今日は、アルバム収録曲3曲めに位置するインスト楽曲「Jellyfish」について語っていきます。時流の流れで色々と紆余曲折を経たのち、この曲は生まれました。今だから語れることを、書いていこうと思い