#Kotaro_Saito
歌は、修行で、修行は、つらい。だから。
4月になる。1年8ヶ月に渡り作ってきた、シンガーleift(レフト)名義のファーストアルバム『Beige』が、来週4月5日(水)にリリースされる。
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今回はライブの話を一旦お休みして、アルバムリリースに向けてまさに今思うことを書いていく。初めては一度しかないから、自分のためにも備忘録として書けたら嬉しい。
変化を受容する結論から先に言うと、僕はアルバム制作を通じて新しい自分を探した結果、
口にして、はじめて、はじまる。
僕は主に、作曲家として音楽のキャリアを歩んできた。作曲が中心にあって、その次に制作(編曲、録音ミックス)が追随。究極、音源の完成度が自分の音楽の全てみたいなところがあった。
そんなキャリアのあり方が「自分で歌う」という行為を志して、根底から覆った。誤解されたくないからしつこく言うけど、作曲家としてのキャリアを捨てた訳では勿論ない。
ただ、少なくともフロントマンとして、ステージに立つ理由ができた
期は、進むから熟す。
って、言いつつよ。きついよ、それは・・・。はぁ。
それが今の本音。
どうして僕は、せっかく苦しい道のりを登り終えたのに、
また更に苦しい道を選んで、無防備に登り始めるんだろう。
正直、毎晩本当に胃が痛い。挑戦せずに済んだんじゃないかと、今も毎日思っている。でも、自分が描いた自分になるために、僕は絶対にこの壁を越えなくちゃいけない。だから、勇気を通り越し、根性で表明する。
そんな気持ちで、今
挫折は、ただの実験だった
踏み出してみた2022年。
行動に映し出せば、そんなふうに思う年初。
みなさん、あけましておめでとうございます。
前回のnoteから、随分と間が空いていたけど、その間にまた、僕はいろんな挑戦をして、いろんな体感を得ることができた。今年の抱負を語りながら、2022年の年初〜少し前の出来事たちを振り返ることにする。
2022年は自分新元号の始まり生まれてから今まで、僕は音楽活動含め「齊藤耕太郎」
酔うなら酒でも過去でもなく、未来に。
そもそも、どうして「飲む = お酒」なんだろうって、20歳から今に至るまで生きてきた。お酒が飲めないだけで、「あー、そうだんだ。」という言葉の後に、無言の疎外感を感じてきた。
他人が好きに飲酒していることは、別に嫌じゃないそういう空気を作られることが、本当に嫌だった。
居酒屋に行って、烏龍茶を頼みながら店員さんに「ウーロンハイって言って僕にください」みたいな事を、何度も言ったことがある。
ど
ベータ版の自分、はじまり。
一言で今の気持ちを書くとすれば、僕は
つい先日まで、歌い手として「弱さ」にフォーカスして曲を書くと言い続けてきた。確かに、そういう一面はとても僕を豊かにしてくれたし、何より「歌う」という行為そのものが、自分に無駄にこびりついた垢のような自尊心を、脱ぎ去る大きなキッカケになった。
でも、この1ヶ月、毎日のようにバタバタと動きながら思った。
って。自分を認めることの方が大事な過程であって、「弱い
言語化の先にあるものへ
気がつけばもう、半年ほどの時間が経ってしまった。当時の景色と今のそれは全然ちがっていて、今回は今の視点で当時を振り返りたい。
シンガーとして歌い始めて、
2曲目に完成した曲のことだ。
なりたい自分と、現実の自分の「間」今回テーマにする楽曲は、まさにそんな曲だった。僕はもともと、アルバムを作りたくて、作曲家として歩んできたキャリアとは別軸の「歌と作詞」を始めた。
noteでも何度も書いてきた通
講師として学んだ、サロン一期目
前回の記事で、作曲家・音楽プロデューサーKOTARO SAITOとしての自分、シンガーソングライターleift(レフト)としての自分を切り分けた故の自由な精神について書いた。
今回は、音楽プロデューサーとして過ごしてきた、
3ヶ月について書いていこうと思う。
思想を共有し、ともに具体化するシンガーソングライターとして、ゼロから再スタートのアーティストになる。そう決めたとき、これまで磨き上げてき
作曲家の自分に、言いたいこと
僕は約10年の作曲家・音楽プロデューサーとしてのキャリアを経て、
シンガーソングライター「leift(レフト)」として活動し始めた。
この一年、僕はいくつもの側面から自分を掘りに掘り下げてきた。
その度に「従来の自分」「新しい自分」を比較してきた。
今日は、僕にとって「従来の自分」の代表格である、作曲家としての自分に向けて、今思うことを正直に書いていく。
本題に入る前に先日(と言ってももう1
なぜ、今更、自ら歌うのか。
ひと月前に書いた
『「CHILLい」に飽きた話。』に、多くの反響をいただいた。
これまでインスト( = 歌のない楽器だけで構成された音楽)が僕の表現手法の中心にあり、その表現活動の中で着地し、自分の居場所のように思えていた「CHILL」というジャンル。居心地は良く、おかげさまで知名度の割に、僕の音楽は物凄く沢山の、世界中のリスナーの方々の耳に触れた。
実は、この話には大事な大事な続きがある。
「CHILLい」に飽きた話。
人は変わるものだ。
去年僕は、自分の音楽のことを「自分史上最高に安らげて落ち着ける空気」と呼んでいた。しかし今は「空気を良くするためのBGM」的な音楽を聞かなくなったし、ましてや作りたくない。
今日は、そんな心の変化の話をしたい。
そもそもCHILLとは何なのかなんとなく僕は「CHILL OUT」と聞くとプールサイドなイメージがあったのだが、ググってみたところ
とのことらしい。なるほど、冷