なぜコーチングをしているのか?

先日コーチをした方に、次のようなフィードバックをいただき、ハッとさせられました。

「小野さんがなぜコーチングをされているのか、この時間をどういう時間にしたいのか等の想いを聞けると、受ける方もよりコーチングを受けやすいのではないかと思いました。」

私の中ではコーチングをしている理由は明確に持っているつもりでしたが、あまり発信してなかったなと。私が提供するサービスの特徴、効能などを説明していなかったなと。そこで、改めて考えてまとめてみました

以下、動画で話した内容すべて書き起こしです。

まず、私はそもそも
「心が強くて優しいリーダーを沢山育てる」をミッションに
「全ての人がやりたいことをやり尽くしている世界」をビジョンに生きています。

その手段の一つとして「コーチング」をしています。

表現の仕方を変えて、大ヒットしたサイモン・シネックの”Start with Why”とその続編の”Find your Why”が提唱している形で言い変えると、

「関わる人の幸せと成長」に貢献することを通じて、
「世界平和」を実現する。

こんなことです。

コーチングは「関わる人の幸せと成長」に貢献できる素晴らしい手段だと私は考えています。私自身コーチングを受けることで、より幸せを感じ、成長を加速させることができ、今もコーチングは受け続けています。

人が幸せを感じる要素はたくさんあると思いますが、その中でも大きな一つが

「自己重要感」

であると考えています。自分が価値ある存在と感じられる感覚です。

どのような時に、人は「自己重要感」を感じらるか?それは、自分に大切に接してくれたり、感謝されたりした時ではないでしょうか。

コーチングの時間は、100%クライアントのための時間です。
基本的にクライアントが話したいことを話します。(話すきっかけをつくるためにコーチは質問をしますので、コーチは質問力が大きく問われる仕事です。)

コーチの役割は、
クライアントが達成したい目標を明確にし、そのために必要な手段を明確にするお手伝いをすることです。

目標を明確にするプロセスにおいて、クライアントが自己理解を深めることがとても重要です。自分を深く理解していなければ、深く腹落ちする目標を設定することは不可能だからです。

・本当はどんな人物で在りたいのか?
・人生で本当にしたいことは何か?
・人生で本当に欲しい結果は何か?
・大切にしている価値観は何か?
・この世にどんな価値を創出したいのか?

例えば、上記のようなことをコーチングを通じて深めていきます。

このようなコーチングのプロセスを通じて、まずクライアントが自己理解を深め、自己重要感を感じるようになってほしいです。

また、コーチングを受ける喜びを体験してもらうことにより、コーチングのプロにならないまでも、聞き方や質問の仕方などを参考にしていただき、他者との関わり方に活かして欲しいです。

「心が強くて優しいリーダー」というのは、自分の確固たる軸を持ち、学び、成長し続ける強さがある一方で、関わる全ての人に慈愛を持って接することができる人だと考えています。人の話を良く聞き、あるがままを受け止める度量を持つ。その上で、相手に気づきを与えたり、相手が一歩踏み出す勇気を与えられる。そんな人です。

私はコーチングを通じて、そんなリーダーを一人でも多く増やしたいです。

私自身、より力強くそうなれるように、学び続け、学んだことを活かしてコーチングを続けていきます。

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