高校生に送る人生最期の15分スピーチシリーズ・#1 小野孝太郎

私が主催しているシリコンバレー教育研究会
https://sv-education.peatix.com/view

は「心が強くて優しいリーダーを沢山育てる」をミッションに活動しています。また別の「きっかけバンク」という事業は「全ての人の心に火をつける」をミッションに活動しています。

シリコンバレー教育研究会は2019年9月に第一回のセミナーを開催してから2021年1月30日までに46回のセミナーを開催し累計2500人ほど集客してきました。そして今後、セミナーの内容をそのまま「きっかけバンク」のコンテンツにもつなげていくために、ゲストスピーカーの方に、

「高校生に向けて15分で人生最期のスピーチをするとしたら?」

というお題でお話いただくことにしました。その第一回として私自身がスピーチをしてみました。その内容が冒頭の動画です。

何を話そうか、1週間位前から考え始め、思考を発散させては収束させ、結局何を話すか決めたのは本番の2時間ほど前でした。私は何をする時にも「5つの問い」と向き合うようにしています。それは以下の5つです。

①欲しい結果は何だろう?
②なぜその結果が欲しいのだろう?
③どうしたら実現できるだろう?
④それを実現することは自分の将来にどのような意味があるだろう?
⑤今できることは何だろう?

そして最終的にはポイントを以下の3つに絞ってお話しました。
①問いの質を高め続ける
②あるがままの自分を愛する・許す
③今この瞬間を大切にする

ただ話すだけではなく、聞いてくださった方の頭の中に新たな「問い」が生まれ、その後の思考や行動変容に結びつく結果になることを意識してお話しました。

今回のセミナーではご縁あって知り合った、木村すみこさんに全体の司会とスピーチ後のディスカッションのファシリテーションをお願いしました。木村さんは国際コーチング連盟(ICF)の最高峰の資格であるマスター認定コーチ(MCC)です。コーチングスクールの“Art of Coaching”を経営されてコーチを養成されています。また長年の経験で培った考え方を惜しみなくYouTubeでお話されていますので良かったら是非見てみてください。
木村すみこさんのYouTubeチャネル
https://www.youtube.com/channel/UCdl7r4Q0X-kWmB9cm4La0lA  

今回のセミナーは以下の流れで行いました。

①全体の進行の説明、ファシリテーター(木村コーチ)、グラフィックファシリテーター(でじでじさんこと、藤村さん)のご紹介、スピーチ後のBreakout Roomで話し合うポイントの説明
②小野の15分スピーチ
③3-4人のグループに分かれてBreakout Room 20分
 自己紹介(1人1分、お名前、住んでいる場所、お仕事(簡潔に)、好きな食べ物)
 スピーチを聞いて感じたこと(1人4分)
④木村コーチのファシリテーションで、「アクティブ参加」(事前に募った13人の方々)がスピーチとBreakout Room後に感じていることを発言
⑤Q&A
90分の解散後も残りたい人でネットワーキングをしました。

④では木村コーチのご発案で、zoomのカメラをあえてオフにして行うという取り組みをしました。実際に体験してみたら、心理的安全性がすでに確保されていれば、実はカメラはむしろない方が集中して聞けることを多くの人が体験(アンケートのフィードバックに多くの方が書かれていました。)

以下でじでじさんのグラフィック

・小野孝太郎のスピーチまとめ
https://drive.google.com/file/d/1dvX2WYGyBeJfYSiNPdeocF692Ea-XQca/view?usp=sharing
・みんなのディスカッション
https://drive.google.com/file/d/1pG80kWz2MscV_V0LGQBNJDl65_AqnVVH/view?usp=sharing

今回この形式でやってみて、スピーカーにとっても参加者にとっても人生についてより深く考えるきっかけの場になると確信しました。昨年までのセミナーでは基本的にスピーカーが話し、後はQ&Aという形でした。今回のようにスピーカーが話したことを受けて少人数で感じたことをシェアし、さらにそれらを通じて感じたことを全体でシェアする。スピーカーが話したことをより多面的に捉え、思考を広げたり深めたりする素晴らしい場にできそうです。

来週からも毎週素晴らしいスピーカーの方々に「高校生に向けた人生最期の15分スピーチ」をしていただく予定です。

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