見出し画像

エレキチェロの話とライブの話

最新のセッティング

エレキチェロを手にして25年くらい経つけれど、常に思い描いているサウンドがあり、その時その時でプレイスタイルも変化して、出したかったサウンドを実現出来たのがエストニアでのコンサートでした。

電圧、気候、言葉などの関係で環境が異なると再現は出来ないのですが、少しでも近づけたいので、また新たに音に対する考え方変えてメンバー(ペダル)の入れ替えを、してエフェクターボードを組み替えました。

今回の研究で僕のエレキチェロは新たなphaseに入ると思います。どこが変わったのか?は僕しか分からないレベルの話かもしれないけれど、エレキチェロに関しては完全にゼロから己で作り上げてきて…誰にも習ってないどころか、日本で専門的に弾いてる人がいなかったから比較対象がないし、ライバルはいつも僕の頭の中にある「理想」のみ。

理想を追い求めてきたらディレイが10種類も必要になってしまい…ワウペダルの位置も今更ながら変えてみたり、中でも大阪のTRIALのペダルが今回、最高に良い仕事をしてくれていて、本来はオーバードライブとディストーションをブレンドするはずが、あるツマミが重心を下げてくれるので歪みはゼロでそのツマミだけ使用している。

BOSSの白いペダルは最新機種だけれどオンにすると重心が上がるので、これを逆手に取ると音が逆に浮かび上がる。

これだけ考えて試して音を作っているけれど、基本的な事はよく分かってないし、詳しそうでそんなに詳しくない(笑)。最近は大きな声では言えないかれど、「プリアンプ」って……いったい何?という疑問があって今更だけど、調べる気も起きないから知らなくても困ってないが…少しカッコ悪い気がしている。

ただ、これは「きっと」と「たぶん」な話であり、ライブになるとどうなるのかは…当日の本番まで分からないのです。

これは数日前のBLOIDの録音の時のセッティング。ライブではほぼ使わないヤマハのUD-Stompという思想がイカれてるディレイの名機やワーミー1も使用。

これは2019年のセッティング。あれ?LINE6のマルチとPS2以外はメンバーチェンジしてるのか…

これはエストニアでのセッティング。持ち込める荷物の重量の関係と電気問題があったから少数精鋭部隊。


もはや、どこが前置きなのか本題なのか分からなくなってきたけれど、そんなエストニアで作った音楽をどうしても年内に日本国内でやりたくて、エストニアで一緒に過ごした井上新さんと「AIGU OM DUO」を結成しました。

これから映像も作らないといけないけれど、我々が過ごしたエストニアの写真などを投影しながらアンビエントな即興音楽をやります。

初ライブです。

きっとお席の方はたくさん空いてると思います。

「開放」する斎藤孝太郎を体感したい方は是非ともお越しくださいね。

我々、新人なので先攻の19:30スタートです。

よろしくお願いいたします。

AIGU OM DUO

10/30 Doppo presents

ACT
AIGU OM DUO(井上新/Gt,斎藤孝太郎/E.Cello)
森川祐護(POLYGON HEAD)

OPEN 19:00 START 19:30
CHARGE ¥3,000+1DRINK¥600

【予約・問い合わせ】
メールで予約:yoyaku@doppodoppo.com


SOUND CREEK Doppo
東京都新宿区四谷三栄町15-2JHCビルBF  03-6380-4245
https://doppodoppo.wixsite.com/soundcreekdoppo