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ひとりで出来てしまうあなたへ。

もう5年も前になる。

仕事をしているとき、たまたま記事のタイトル「ひとりで出来てしまうあなたへ。」を見た瞬間・・・どきっとした。

そして、その後に言葉があふれてきた。

ひとりで出来てしまう、じゃなくて、ひとりでやるしかないんだよ。

限られた時間、限られた予算、その中で、やれることは全部やりたい。先輩、後輩、仲間にめちゃくちゃ助けてもらってる。もっとやるんだ、と思ったら、自ら手を動かすしかない。やるべきことの畑が違えば勉強して出来るようになるしかなくて。余裕でいられるような素晴らしい条件が揃う、なんてことはないし……いつでも揺らぎながら踏ん張ってる。いつだって、タイミングは「今」しかないから、気合いを入れてやるしかない。

そのときは、ちょうどいくつもの仕事の佳境が重なって、やるべきことが抱えきれないほどあって、弱気になっていたのもあると思う。

けっきょく、見かけたその言葉をクリックした先には、チームワークの大切さを伝える内容が書かれていた。

それ以降も、「チーム」ということをずっと考えている自分がいる。

これまで助けてもらってばかりだったから、自立したかった。ひとりで出来るようになりたかった。でも、一人で突っ走って、背負い込みすぎはよくなくて、チームでやる、みんなでやる。そうすればもっと大きな力を発揮できる。それはわかってる。わかってるけど、いつも葛藤しながら理想に向かって少しずつ進んでいる。

そうなれるようになったのは2015年にはじめた連続講座『企画でメシを食っていく』のおかげだったと思う。ひとりでできることには限界があるということ。むしろ、自分ひとりでは決して成し遂げられないことを、仲間と一緒になって乗り越えていく。そこにこそ、成長と喜びがある。

その実感を再現性を持って、目の前の仕事で毎度繰り返せるようになりたい。もっともっとその力をつけていきたい。そんな思いで、2024年の企画メシのテーマを『いいチームをつくるために』と決めた。

いいチームをつくるために

「何をするかより、だれとするか」

そんな風に言われたりもする。そんな人(あなたとやりたいと言われるような人)になるためにはどうすればいいのか?

人との関わり方って、どうやったら信頼を得られるのか。人に依頼するときにどう頼むのか。どう力を借りるのか。どう信じてもらうか。どう心を通わせていくのか。そしてチームをどうまとめていくか……。チームをつくるって、本当に考えることがたくさんあります。

自分の心がけ次第で、チームはどんな風にも変わっていってしまう。自分がどんな振る舞いをしていけばいいのか? そこにはかならず言葉が必要だし、そこには心を通わせるための企画だって必要で。

だからこそ、「ひとりで出来てしまうあなたへ」伝えたい。

チームで物事を進める力を身につけませんか。 いいチームになれたら仕事は進みます。こうすれば正解!という絶対的な答えはここにないかもしれない。ただ、ここにはヒントはあふれていると思います。

ここでの出会いから、心強い仲間が見つかり、いつか仕事もいっしょにできるように。そして、同期はもちろん、期を超えての「企画生」のつながりができたらと願っています。

アーカイブもあるプレイベントにまずは参加してもらえたらなと心から思います。

企画メシ2024を終えた時、左右を見渡して、振り返ってみれば、決してひとりじゃないと思い出せる。想像以上の景色が広がっている。ピースですこやかな気持ちで、いい時間をつくれたらなと思います。

いいチームをつくりたい。その気持ちを胸にがんばります。
まさに、「マキコミ、ツナガリ、タスケアイ」マツタケの気持ちで。
一人ひとりの自分が本気になったとき、いいチームになっていく気がする。

ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/