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また会おうから一年、また会えて思うこと。

どうしてだろう、久しぶりな感じがしなかった。

「企画でメシを食っていく」という場をつくってから4年。2017年に卒業した3期生が自主的に「1年後の企画」として再会を企画。横浜みなとみらいのBUKATSUDOで再会したのが今日だった。

忘年会でも、新年会でもない。10月に行われた同期会。久しぶりに会って感じるぎこちなさは一瞬。話しはじめればすぐに心がほどけていく。この場で過ごした濃い時間が、そこにあった熱気が、返ってくる感覚があった。ああ、あれかと。「何年経っても、つい昨日会ったみたいに再会できるのが親友だ」という話を思い出していた。

集まって何をするか。1年前の自分が発表した、これからのこと。これからは、時間が経てばこれまでになる。1年後の今、何を思っているのかを一人ずつ発表していく。

聞いていて、順調そうだなと思うこともあれば、ちょっと背伸びして報告してくれてるなと感じることもあるし、正直に、まだまだですと打ち明けてくれる人もいる。顔はとても正直で、伝わってくることは沢山ある。共通していたのは、行動して、手探りで何かを掴んでいること。それがとても嬉しかった。

成果はどうあれ振り返るから、また先を向けるんだよなと思った。企画を通じて、心のつながりが出来た半年間。その時間があるから、照らいなく、過去・現在・未来の答え合わせが出来る同期になれる。この場の何よりの財産だと思った。

「また会おう」と言って、勢いで握手をして、電車のドアは閉まった。

「また」をかなえるためにも、これからも走りつづけたいと静かに思った。

つぎはもう5期だ。継続に工夫を加えて、強い気持ちでつづく。

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阿部広太郎
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