祈られたことを、いつか祈ってやれ。折れない心で。
その答えで正しかったのか、考えてしまう。
そして、悶々としてしまう。
「就職活動。企業から送られてきたはじめてのお祈りメール。どう受け止めればいいでしょうか?」
先日、TOKYO FMさんに伺った。ちょうど夕方で、「ラジオの中の会社」をコンセプトにした番組、スカイロケットカンパニーの時間帯だった。
「ちょうど今、スカイロケットカンパニーやってますね」
なんて話をスタッフさんとしていたら、ちょっと覗きに行きますか、という話になり、ブースの中にいる、パーソナリティのマンボウやしろさんと、浜崎美保さんとひょこっと会釈で挨拶。
そしたら、番組スタッフの方が「ちょっと阿部さん、入っていきません?」
「え、まじですか!」
でもここまで来たらいくしかない。迷ったら行く。
お言葉に甘えて、飛び入り出演させてもらった。やしろさん、浜口さんの機転であれよあれよという間に会話がスタート。
就職活動相談のコーナー。「お祈りメールがきてしまいました」という冒頭のメールだった。
恋愛がにたとえるのが正しいのかわからないけど、一人の人に思いを寄せて、それがずっと続くということの方がまれで、もっと相性の良い相手がきっといると思うこと。出会い続けてほしい。可能性を開き続けてほしい。
そんなことをお話させてもらった。今思い返してもそうだな、とも思うし、でも、もうちょっと本音のところはドロドロした気持ちかもしれない。
後悔させてやればいい。どうしてこんなにも魅力のある自分の良さがわからないんだろうと思っていい。過信してほしい、とはちがって。自信を失う必要はない。自分のいいところを信じて肯定していければ、いつかきっとその時そこに行かなくて良かったと思えるはず。
僕自身が、就職活動で、いくつかの会社にお祈りメールをもらったことを思い出したし、希望の会社に就職できても、第一志望の配属先に行けた訳でもない。でも、僕は人事局に配属されたから、今、コピーライターをしている自分がいる。不思議だけど、人は思う先に進めるようになってる。
人は通り過ぎていく。どんどん通り過ぎていく。その中に出会うべくして出会う人がいる。
もしも祈られたら、すぐじゃなくてもいいから、いつかあなたからもお元気でと祈ってほしい。そして、折れない心で進む。進んで、進んで、進んだら、いつか見晴らしのいいところにいて、そんなメールのことは忘れてる。
一行目に書いた「その答えで正しかったのか考えてしまう」。
いや、正しい答えなんてそうないけど。その答えでよかったのか、悶々とするのであれば、しつこくしつこく考え続ければ、すこしは良い答えに進める気がする。
もしも今、就職活動中の方がいたら、下記のnoteに、僕の就職活動中のことも書いてますので、よかったらご覧いただけますとうれしいです。
それでは、また!折れずにいこう。働くって、案外たのしいことだ。
この時の出来事がきっかけで、2020年4月、番組がはじまりました。
JFN PARKで聴くことができる #好きに就活 「好き」に進もう羅針盤ラジオです…!
ぜひともお聞きいただけたらうれしいです…!縁ってあるものだなあ。
ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/