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僕が何を伝えたとしても悔しさは晴れないかもしれないけど…宣伝会議賞 贈賞式
いつまでたっても慣れないことがあります。
結果が決まっている場所に行って、その結果発表を待つ時間。
選ばれる人と、選ばれない人と分けられてしまう、その瞬間。
あのドキドキだけは、これからも慣れないだろうなあ。
先日、日本最大級のコピーのコンペ『宣伝会議賞』の贈賞式に行ってきました。部門は2つ、一般部門と中高生部門。僕は中高生部門の審査員長を2021年から担当していて、壇上でグランプリの表彰を担当しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1678890732952-nip3s5XO9K.png?width=1200)
かつては僕自身も、この賞に一生懸命エントリーしていました。
書いて、書いて、書いて……その先に贈賞式にたどりついたのが2012年。
緊張と、感極まって。口を真一文字に結んでいる当時の写真があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1678891669720-KnvDqWY7CE.jpg)
この時に頂いた協賛企業賞。見つけてもらえた嬉しさと喜びと。今でもお守りみたいに自分の思い出の中にあります。時は流れて今こうして、審査を担当していることの重みを感じながら、あなたのコピーを見逃さないぞ、という気持ちでいます。
先日の贈賞式。
一般部門のグランプリ等はその場で発表されていきます。
つまり、ファイナリストに選ばれて会場に来てはいるけれど、そこから名前を呼ばれない人もいる。僕は見守る立場だけど、ハラハラしてしまう。グランプリが決まった瞬間に、呼ばれなかった人の気持ちをずっと考えていました。
その後の懇親会で会って話せた人には、書いたこと、選ばれて今ここにいることがもう本当にすごいことなんですって精一杯伝えました。僕が何を伝えたとしても悔しさは晴れないかもしれないけど。でも、ほんのすこしでも気持ちが上向きになってもらえたら……そんなことを考えていました。
僕自身、ずっとコピーが選ばれなかったから。
「また書いていきましょう!」と、以前の自分を重ねて伝えていました。
新刊の『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』の『第5章・この仕事「向いてないかも」と言われたら ―必要なのは見つかりにいく「努力」』にまさにそのコピーの話を書きました。
選ばれなかったとしても、書くことを選んだ自分がいて、そのことは誰にも否定ができなくて尊くて、必ず次につながっていく。そうに違いないんだと、信じ込むように自分に言い聞かせています。
新刊の刊行まであと13日。3月29日までコツコツ書いていきます。
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![阿部広太郎](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2278936/profile_378d2b869411e957697753653ac226f0.jpg?width=600&crop=1:1,smart)