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「でも、だって、どうせ」と言わずに「やればできる」と思い込んでみて生まれた幸せな気持ち。

どうしてそんなにがんばれるんですか?

トークイベントの質疑応答の時に聞かれた言葉が心の中でずっと響いている。ほんとうに、どうしてだろう。月から金までみっちり働いて、休みの日は本や映画や音楽を楽しんだり、創作の時間に費やしたり。今は、5年目を迎える企画の学校「企画でメシを食っていく(通称:企画メシ)」の開講の準備に気持ちを傾けてる。

今週の日曜日に行う横浜みなとみらいのBUKATSUDOで行う、企画メシのプレイベント。当日券の方も入れたら、もしかして100名近くの方にお越しいただけるかもしれない。準備に力が入る。そして翌週、3月21日(木・祝)18時からは、追加で立ち上げる「言葉の企画」のオリエンテーションがある。

放送作家という職業がある。

テレビという枠組みを越えて、のびのびと自由に働かれている方たちがたくさんいる。コピーライターだって出来るんじゃないだろうか。広告コピーだけじゃもったいない。可能性を広げたい。商品の企画だって、映画の企画だって、テレビ番組の企画だって、できることがあるはず。そんな気持ちであちこちに飛び込んで「言葉の企画」をした6年。感じた言葉の可能性を来てくれた人にぶつけたくて、伝えたいことの言語化を続けている。ストレートに言うとぜひ来てもらいたい。

言い訳したくなる時だってある。

しんどい、時間がない、眠い、やめたい、わからない、そういうネガティブな気持ちがないと言ったら嘘になる。でも、どうせ、だって、できっこないからやめとけよ。そんな無理しなくてもさ、ほら、いいじゃん。ほんとは心の中で渦巻いてる。

広告コピーで学んだことがある。世界は変えられないけど、世界の受け取り方は変えられる。雨が降ったことを悲観もできれば、もしかしたら虹が見えるかもしれないと楽観もできる。ポジティブ変換こそが、培ってきたスキル。下を向くか、上を向くか。どちらかを選ぶのは、僕だ。どうせできないを、やればできると思い込んでみてもいい。思い込んできたからこそ、「企画メシ」という場を5年も続けてこれたのだと思う。

やればできると一人の思い込みから生まれた"場"

そこを今では待ち望んでくれている人がいる。まだかなあ、と思いを寄せてくれている人がいる。この気持ちはなんだろう。一人からまた一人へと。思いが手渡しされていく感覚は、とても幸せだなと思う。それが報われるということだよ、と言われるかもしれない。

もしも、その手応えが味わえるなら、悲観に浸ってる場合じゃないと感じる。悲観は、心の引き出しに大切にしまって、わずかにでもある楽観を胸に歩んでいきたいと思う。

どうしてそんなにがんばれるんですか?

やればできるを証明したいんです。自分が自分を諦めたくない。そんな風に答えたらちょっと驚いた顔をされるだろうか。でも、あらゆる叶えたい出来事を、一生かけて証明していくお題としては、なかなかおもしろいと思っている。やればできる、はず。5年目は一区切りだから、やれる。

昨年書いたnoteを最後に。(お読みいただきありがとうございました)

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阿部広太郎
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