量産型から対話型のコピーライターになろうと決めた日。
見つけてほしいという切なる願い。
ここにこんなにがんばってるやつがいるからどうかどうか見つけてよ。
頼む、と両手を組んで祈りそうなくらいの渇いた気持ちを抱きながら二十代の中盤を過ごしていた。
以前したこんなツイート。
「量産型」という言葉が大げさではないくらいに、当時、受賞を目標にして、書きに書いていた。広告コピーのコンテスト「宣伝会議賞」、若手コピーライターの登竜門。そこに、通るとご利益のある門があるなら、くぐりたかった。
仕事が終わった後、デスクで取り組んでいた