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「財政再建、ぶれずに仕事」 ←さいですか😀

「財政再建、ぶれずに仕事」 矢野次官退任で鈴木財務相

とのことで😟
まぁ鈴木財務省は財務省のドローン疑惑がありますので、さもありなん。
財務省の自画自賛と受け取っておくのがよろしいかと。

まぁ一方で、政府や要人の評価は、発言ではなく行動ですべきが鉄則です。
直近では、日銀は大規模金融緩和の維持を決めていますし、与党もそれを支持しています。

しかし「財政再建、ぶれずに仕事」か。。
これ、めっちゃパワーワードだと思いますよ。

「財政再建、ぶれずに仕事」(キリッ
とかやっちゃうとか、マクロ経済の基本が分かっていないのですね。

金融・財政政策は、マクロ経済の状況に応じて緩和政策/引締め政策を使い分けるものです。
マクロ環境にかかわらず緊縮しか考えないとか、素人丸出しですわ。

国家のファイナンスを司る組織のトップがこの不勉強ぶり、恐ろしいですわ。
FRBをはじめとした各国の経済政策のやり方をみて、感じるところが全くないのでしょうか?


あと、日本社会の悪いところですが、意見変更を「ブレた!」と批判する傾向が目に付きます。
特に、官僚的な組織ほどこうした傾向が強いですね。

逆に、投資家や企業家、そのほかにもクリエイティビティの高い業種では、意見変更が当たり前です。

ある判断・行動を選択した際の前提条件が変わったら、判断を変えるのは当然のことだからです。
(もちろん、いい加減な判断を行なってしまった、とかは論外です。)


過去の状況では正解だった戦略も、状況が変われば間違いになることは往々にしてあります。
同じプログラムでも、インプットする値が変わればアウトプットも変わってくるのです。

環境変化に応じて意見・行動を修正していく柔軟性が無いと、間違った戦略を修正できずに自滅することになります。

官僚的な組織では、過去の決定の間違いを認めることができません。
本当に間違いだったのか、状況変化に伴い間違いとなったか、に関わらず、意思決定の破棄・変更は「失敗」とみなされてしまう傾向が強いのです。

こうした「無謬の組織」は、長期的には高い確率で破綻します。

安易な「ブレた!」批判は、害悪そのものです。

こうした害悪に与しないよう、僕自身も生涯学習に努めたいと思います。


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