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【データで見るNBA】ルーキーNo1にもなれる?ジョナサン・モグボって知ってる?

ジョナサン・モグボって知ってる?

突然ですが、皆さんこのツイートご存じですか?

リード・シェパードがこんなにいいディフェンダーだったなんて、お恥ずかしい話全然イメージしてなかったです。
ライアン・ダンなんかは結構サプライズ選手としてシーズン開幕当初話題になってましたね。

そんな話題の選手たちに続いて、4位にランクインしている、ラプターズファンでもない限り聞き馴染みがないであろうジョナサン・モグボという選手について、
今日は紹介させていただこうと思います。

どんな選手?

Jonathan Mogbo

Jonathan Mogbo | 2
San Francisco大学出身の23歳。
206cmの身長に102kgの体重と、ルーキーながら年齢が高めということもあって身体はかなり出来上がってます。
2024年ドラフトの2巡目の31位でラプターズにドラフトされました。

ラプターズのエース、スコッティー・バーンズと幼馴染で、モグボがドラフトされた瞬間にバーンズも立ち会っていたことが、当時ラプターズファンの中では話題になっていました。

モックドラフト時の評価では、

攻撃面は3Pシュートは無いものの、ミッドレンジで成長の兆しがあり、プレーメイク能力は期待できる。
ディフェンスも、クイックネスを活かしてペリメーターまでスイッチできる可能性を持っているが、エリートなショットブロッカーにはなれないだろう。

https://www.nba.com/draft/2024/prospects/jonathan-mogbo 筆者要約

という評価をされていました。

今シーズンの活躍

まず数字でモグボの活躍を見てみると、冒頭で紹介した通り、今シーズンのルーキーのなかでも4位につけるほど、マッチアップした相手のフィールドゴール%を下げさせているのですが、
モグボ個人の出場時間中のディフェンスレーティングを見ても109.0となっており、ラプターズ全体の115.5を6ポイントも上回っています。

攻撃面でも、ドラフト時には全く期待されていなかった3Pが、アテンプト数こそ少ないものの、38.9と高確率で決まっており、可能性を感じさせています。

ただ、モグボの良さは数字で見るだけでなくぜひプレーを見ていただきたいので、ここから今シーズンのモグボのディフェンスハイライトシーンをいくつかご覧ください。

ディフェンスハイライト

背番号2番に注目してご覧ください。

まずは最も衝撃的だったシーンから。

ミネソタ戦でエドワーズにマッチアップしたモグボが、エドワーズのアイソレーションを正々堂々と止めて見せたのです。
しかも2戦連続で。

そんなエースキラーぶりは、直近のダラス戦でもドンチッチ相手に見せてくれました。

とにかく落ち着いているように見えるのがいいですね。

オフェンスでもこれぐらい落ち着いてくれるといいんですが、ディフェンスの時はとにかく安心感があります。

このペリメーター付近でガードポジションの選手にスイッチできるどころか、そのままシャットアウトしてしまうディフェンス力は、ドラフト時に”可能性がある”とされていた期待値を大きく上回るものです。

一応ポジションはセンターですが、リーグの他のセンターに比べるとどうしてもサイズが劣るところもあります。
でもそこはちゃんとハッスルでカバーしてくれます。

地味なこともちゃんとやってくれるの良いですね~

そして、身長のわりに長い手足を活かして、スティールもしっかりできています。

長さに加えて、反射神経と、ちゃんと読みも使ってるのが見て取れます。

まとめ

以上、ラプターズの新人ディフェンダー、ジョナサン・モグボについての紹介でした。

こういう、何でもできるわけではない分、自分にできることをひたむきにやるタイプの選手は、もうううう大好きです!

OG・アヌノビーをトレードに出して、ウイングのディフェンス力低下が予想されたラプターズにおいては、うれしい誤算になっています。

今後、モグボがどんな成長を遂げていくのか、ぜひ皆さんも機会があれば注目してみてください。

では、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
また次の分析でお会いしましょう。

We The North!


この記事で参照しているスタッツは、すべてnba.comのstatsページを参照しています。


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