トコノマヒストリー第6話:矢向怜、バンドに加わる。
前回はコチラ。
オーディンションしたら上級者がやってきて、ボロクソにダメ出しされたtoconoma。バンドへのモチベーションはダダ下がりで、もはや解散は待ったなし…!そこへ届いた1通のメール。フランクすぎる文面からチャラさが滲み出ていたが、彼こそが現ベーシスト、おなじみ矢向怜の登場である。
季節的には社会人的には新卒の年が終わるころ。たしか2008年の3月くらいかな。
ぶっちゃけ矢向さんのメールは敬語皆無、そしてフランク過ぎて、当時のドラムKは頑なにセッションするのを反対していた。社会人になりたてで、そのあたり過剰に反応していたのかもしれない。とにかく「敬語がつかえない人は…人としてどうかと思う」と言ってたのを覚えている。うん、まあ分かるよ笑。
主なやりとりは旧ドラムKを通してだったので、僕と西川は当時の矢向のメールの暴れん坊将軍ぶりをしらないのだが、後で本人に聞いたところによると「フランクにしたら早く距離が縮まると思ってた」とのこと。たぶん深く考えてなかったなコイツ。
だがしかし、ベーシストに飢えているのも事実。このままではライブもしてないのに解散だ。しぶる旧ドラムKを説得して矢向さんとスタジオでセッションすることになった。その時の課題曲がコチラ。矢向さんからのリクエスト。正直「センスあるかも」と思った。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?