#在籍エントリ これまでと、これからと【株式会社MOLTS】
2020年5月1日。無事に30歳を迎えることができました。今までの当たり前が当たり前じゃなくなってきたいま、こうして元気にやらせてもらってるのはただただ感謝です。
フルリモートで在宅ワークになってから、はや1ヶ月。最初はストレスだらけだったものの、働く環境を整えながら適度に散歩にもでかけ、相変わらずバタバタと日々を過ごしています。
さて、今回のnoteは #在籍エントリ を書いてみることにしました。よく、入社したときの「入社エントリ」とか、会社辞めたときの「退職エントリ」「転職エントリ」とか見かけますが、「入る」「やめる」だけじゃなく、「ここに残る」という選択肢もあると思ってまして。
たぶん、これまでは終身雇用みたいな残ることが当たり前だったと思いますが、本来は自分がいるべき環境にどんどん移り変わっていくべきで、そしたら「やめる」選択もあれば、「続ける」「残る」選択もあるはずです。
なのに、あんまり「引き続きよろしくだぜエントリ」的な記事を見かけないので、これを機に書いてみることにしました。2020年5月で、MOLTSでの在籍は3年目に入ります。
なかなか連絡とれてなかったり会えてない方も多いので、いまなにやってんの?的な報告がてら、つらつらと書いていきます。
MOLTSでのこれまで
株式会社MOLTSは、「美味い、酒を飲む」を企業理念に掲げ、2016年3月に設立された会社です。今期で5年目。いまぜんぶで15人くらい。
立ち上げたのにすでにMOLTSの解散を宣言している代表がいたり、
超速で仕事をこなしていく仕事の鬼(子会社代表)がいたり、
天然だけどめちゃくちゃ仕事できまくる愛すべき先輩(子会社代表)がいたりします。
デジタルマーケティングを軸に、ホールディングス機能をもつ株式会社MOLTSと、各領域に特化したエージェンシーとして、子会社の株式会社STAUT、株式会社KRAFT、株式会社KASCADEの、全4社で成り立っています。
そのほか、
・全メンバーが独立採算
・社内売買アリ、全員パートナー(部署も上下関係もない)
・全員投資家
といった仕組みや制度があったり、
先ほどもちらっと触れましたが、すでに「2030年で解散」することを宣言していたりします。改めて、変な会社・・・。
そんな環境で仕事をしていて、この5月で3年目を迎えました。
いまはMOLTSグループのなかでもオウンドメディアマーケティング領域を専門としたエージェンシー・株式会社KRAFTに所属しており、日々クライアントがもつオウンドメディアの事業課題解決に向けてさまざまな支援をしています。わかりやすい名前だと、プランナーとかコンサルタントです。(結局わかりづらい)
「オウンドメディア」といってもさまざまですが、われわれは「オウンドメディア」を事業課題の解決にひもづく1手段として捉えているので、事業部と関わっていくことが多いです。なので、業界理解や事業理解は欠かせません。そのうえでオウンドメディアを用いてどのように解決に導くか、を外部パートナーとして関わらせていただいているので、目指す先やその課題によっても関わり方はさまざまです。
たとえば、これまで実際にご相談いただいたものをあげると、
・コンバージョンを改善したい
・編集部の構築を手助けしてほしい
・リニューアルに向けた戦略設計を手伝ってほしい
・新たにオウンドメディアを立ち上げたい
・海外の拠点の売上をあげたい
・運用メンバーはいるが、戦略をうまく立てられていない
・(同じ会社で)追加でこっちのメディアも面倒見てほしい
・戦略的な運用ができておらず、第三者的に評価をしてほしい
などなど。ほんとに、事業内容やフェーズによって課題もさまざまです。
そんなとき、KRAFTというか、MOLTS全体でよく言っているのは、手段の提供にならないこと。つまり、成果を返すことが第一で、そのための提案や、メンバーのアサインであるべきという考えです。なので、それがベストだと判断すれば、自分たちでは受けず外部パートナーに渡すこともあります。
企業理念である「美味い、酒を飲む。」とは、つまるところ、成功の祝杯をあげよう、そのために成果を提供しよう、いい仕事しよう、ということです。それがMOLTSのスタンスなので、自ら案件を受けることもあれば、ときに他のメンバーをアサインし、ときに他のパートナー会社を紹介し、ときにMOLTS内でチームを組み総力戦で挑むこともあります。
このあたりが個人的に良いなと思えるポイントであり、まだまだMOLTSでやっていきたいと思えるポイントです。具体的には、
・独立採算だからこそ、だれもがフロントで仕事ができて、
・各領域のプロが集っているからこそ、自分一人ではできない領域までカバーできて、
・社内売買があるからこそ、対等な立場でディスカッションできて、
・「成果を出す」という1つの目的に向かって、同じ意識でチームが組める
などです。この環境こそが、個も組織も成長できる要素だと思ってます。(本音をもらすと、めちゃくちゃ厳しい環境やし、けちょんけちょんにされまくってるし、いつも頭はちきれそう)
さまざな領域のプロが集まり、だれもがフロントでやれて、パートナーも含めて成果を返すためのチームを組める組織だと、なにが起こるか。
・社内のメンバーだから仕事を渡す、みたいなことがない(実力、成果で評価しあう)
・自らの価値を示さないと、社内売買どころかそもそも相談すらこない
・逆もしかり、価値を感じないと仕事を渡さない
みたいなサバイバル環境でもあり、
・各領域のシナジーが生まれて、さらに大きい成果を返せる
・個の成長がダイレクトで組織の成長になり、また個の成長につながる
・「なんとかできますか?」の段階でも相談がくる(これ地味にうれしいです)
みたいなことも起きたりします。
入社当時こそ、仕事がないとか、来月の収支の見通しが立ってないとか、なにやってもうまくいかないとかいろいろ辛かったんですが、なんとか踏ん張って耐え抜いてここまでやってきて、ようやくこの組織ならではのおもしろさを実感しながら仕事がやれてるなと思ってます。
ここまでの2年が濃すぎたせいか、「まだ2年しか経ってないのか…」くらいの感覚ですが、そんな中でも2年やってきた分だけ成長もしてきたなと感じます。
美味いSAKE、飲みたい。
MOLTSでのこれから
いよいよ3年目です。まあ、3年目だからって別になにも変わらんですが。
とはいえ、KRAFTとしても3期目に入り、個も組織もまだまだ成長が必要です。MOLTSが解散する2030年に向けて、終わり方、ありたい姿を想像しながら、残り時間をどう使うかを日々考えています。
最近では代表ともKRAFTの経営について話す機会が増え、採用・パートナー開拓・事業拡大などなど、水面下でいろいろと動いています。
MOLTSグループには「1社10人」という縛りがあるので、KRAFTも最終的に10人の組織になっていきます。なので、「どういう10人にしたいか」から、いまいるメンバーも踏まえて、採用計画を立てています。(もちろん10人以上、一緒に働きたいメンバー、ジョインしてくれるメンバーがいれば、分社化するなり考えます)
同時に、パートナーとして組むべきと判断するケースも起こりうるので、お互いにとってベストな関わり方をしていきたいと心がけています。
また、積極的な情報発信に取り組んでいこう、ということで、Twitterにnoteにコーポレートのコンテンツに、メンバーそれぞれが自ら発信する機会を増やしてます。ただみんな全然慣れてないので、ここは数をこなしてやってくしかないですね。まずは行動量!
あと最近、個人的におもしろいのが、 #オウンドメディアトレース の動きです。これの取り組みは、黒澤さんが活動されている #マーケティングトレース が本家。「マーケッターの筋トレ」ということで、われわれも「オウンドメディアマーケティング」領域を鍛えるべく、4月からスタートさせました。
われわれが普段クライアントに対して提案するケースを想定し、毎週テーマとなるメディアとそのオーダー(相談の目的や提案のゴール)を決めて、各自が提案を持ち寄り、それをもとにディスカッション、フィードバックの機会を設けています。
1ヶ月ほど進め、着々とストックが貯まってきていて、これらはnoteのコンテンツとして公開予定。5月中に記事化の準備を進めていきますので、お楽しみに!
本家・マーケティングトレースについてはこちら。
ほかにもおもしろい取り組みがいろいろ動いてるので、たのしみ〜。
おわりに
いろいろあるけど、いろいろ書くといろいろややこしいので、また別の機会にして、書く頻度を増やしていきたいと思います。
・オウンドメディアマーケティングの設計
・検索をタッチポイントにしたサイト・コンテンツ・キーワード設計
・検索をタッチポイントにしたコンテンツの組み立て方
とか、
・MOLTSでの仕事の進め方
・KRAFTの今後の展望(もうちょっと具体的に
とか、
・最近ハマってること
・在宅でやってること
とか。まあ、いろいろやってみて考えよう。
ということで、 3年目突入に際しての #在籍エントリ でした。ちゃんちゃん。
僕が所属する株式会社MOLTSは『美味い、酒を飲む。』という企業理念のもと、さまざまな領域のプロフェッショナルが集結しています。そんなMOLTSのコーポレートサイトでは、これまでのプロジェクト実績を多数紹介しているので、ぜひご覧になってみてください。
◯メンバーページ
田島 光太郎 | メンバー | MOLTS(モルツ)
◯こんな記事も書いてます
成果を出すオウンドメディアの運用方法とは?5つのポイントで解説
◯Twitterもやっているので、ぜひフォローおねがいします
@kootaaboo
それでは!
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