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技の思考の言語化(コラムボックス、コラムパターン)

技というのは無から生えてくるわけではなく、当然、技を考えてる時に何かしら考えていて、そういうのをあまり表に出す人はいないなと思ったので、言語化していくものです。なんとなく参考になればとは思っていますが、恥ずかしさもあるので有料にしていく予定のやつです。

最初はこういうの出すぜ?ってわかりやすくするために無料でだしますがそのうち有料公開に変わる予定。

今回はコラムパターン(ボールを基本的に上下に動かすパターン)です。



ボックスの横方向の1を縦にすると縦移動しかないので楽しいが発想の元。本質的にはボックスよりルークスシャッフルが近い。撮影した結果、全てのボールが同時に止まるのがきもちいいということに気づき、そちらを強調する方向に変えた。真ん中のボールが止まった感を作るために緩やかに動かしつつタメを作ってあげるとよい。上のボールを2個並べるように止めるパターンと、斜めの直線を作るパターンで印象が違うのでうまく使い分けたい。


コラム感を強調したパターンで、ボックスではないパターンとして、最初のパターンをやってみた。1カウント余裕があるため、いろんなことができるけどそこであえて何もしない(真上に引き上げてためを作る)ことでゆったり感がでる。
ボールのラインどちらかを跨ぐこともできるけど、コラム感は薄れスピードが増すイメージ、強度は上がるが個人的には個性が消えて好みではない。
そのとき上を通るか下を通るかも大事。
ボールを握った状態で跨ぐのか、投げて跨ぐのか、腕や足は?などを考える。

ボールが作る見えない領域のイメージ。

ちなみボックス上は、ボックスの4のサイトスワップの上を腕がまたぐ3次元系のパターンとして考えている。真ん中のボールを掴むとき、腕はボールがつくる見えない平面の前にあるか後ろにあるかでバリエーションがある。これは上を通ってその前後を入れ替えるパターン。当然、下もある(上方向に投げるパターン)がむずい綺麗にできてないので出せてない、せかせかする。


下に向かって投げるのがシャッフルだとすれば上に向かって投げるリバースシャッフルもある。
つまり、コラムN字ボックスもできるという技だが、正直このパターンは連続でやると良さが死んでおり、チェリーピッカー系の地味版みたいなトリックになってるので連続切り返しなどをしたほうがいい。
コラム系のパターンは一応、固定した状態でのハーフターンが可能なのでやってみたが、これに関しても他パターンの方が良いと思う。

前半はバミューダと呼ばれる古いトリックの派生。くっつき感が可愛いので、そこを強調するために、固定した状態で、もう一つの手を持っていくという動きを入れてみたがかなり相性はいいと思う。

投げる点をずらしてあげる技。
ライン上にもできる。
やってることはど低いボックスとど低い423の中間点を探す作業に近い。手はめっちゃ動くがボールの動きは少なく、マニピュレーション系の途中に何投か入れてあげるとキモくて良い技、折り返しにも使える。
感覚的には投げ方が何パターンかあるのだけど多分見た目としては伝わらないので没になった。上のボールをクローっぽく投げるか、オーバーヘッドっぽく投げるかなどで感覚が違う。キャリーとも相性がいい。
逆トライアングルボックスに関しても結局、ラインボックスの外側が上か下かという話なので、本質的には同じ技と言えばそう。ただ、無理な構造のためうまく三角にはならない。誰か綺麗にやってみてほしい。

2in1ハンドを1つの塊だと捉えると、それをアイソレーションできるな?みたいなことを考えてやってる技。上下で入れて横の直線で追い出すと2in1ハンド手が入れ替わり、2in1ハンドは同じ位置で維持されるのでアイソレーションは維持されて気持ち悪くてよいという思想。
そもそもアイソレーションというのが多分、周りが動いてるのにあるボールは動いてない(実際は動いている回転として)という状態なので広義のアイソレーションと捉えられなくもないよね?の技。
Twitterの注釈の通り、重心を入れたり腕だけにしたりぬめっと出し入れしたりいろいろ試している。


こんな感じで今後もたまーに出していこうと思います。よろ。

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