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一陸技⑤ ~工学A:送信機・受信機~

こんにちは。
Kotaroです。

今回も引き続き工学Aの各論です。

送信機・受信機の分野は近年のデジタル化なのかラジオ離れなのかあまり出題されません。

とはいえ、内容はそんなに難しくないので完答できるように勉強はしておく必要があります。

どちらもほぼAMかPMの送信機or受信機について出題されます。
前回の変調や復調システムの分野でそれぞれどういったシステムなのか学習済みだと思いますので苦労せずに学習できるかと思います。

過去に出題された問題をそのまま流用されるのでオームのテキストを回した後は過去問の勉強をするだけで十分かなと思います。

より深く学びたい方は試験後に情報通信振興会のテキストを読めばいいかと思います。めっちゃ詳しいです。

それではポイントについて書いていきます!!

①構成図を理解する

前章と同じ構成図がたくさん出てきます。
特に問題として出題される構成図は優先的に学習して流れを理解しておくといいです。

よく出題される構成図は
1.IDC回路
2.中波放送用AM送信機

特にB問題として出題される場合はシステムの説明を穴埋めで出題されるため、入力波がどのように変調されて送信されるのかイメージしながら学習するのがオススメです。

②スーパーヘテロダイン方式に慣れる

受信機はAM, FM共にスーパーヘテロダイン方式について問われます。

スーパーヘテロダイン方式とは下記のように説明されています。

スーパーヘテロダイン受信機(スーパーヘテロダインじゅしんき、: superheterodyne receiver[1])は、ヘテロダインにより、受信した電波を一旦中間周波数の信号に変換する方式(スーパーヘテロダイン方式)を使った受信機のこと。スーパーヘテロダイン方式は、ラジオテレビの受信機で性能の高い方法として使われる。

スーパーヘテロダイン受信機 - Wikipedia

仕組みの理解はもちろんですが、ここではやってきた電波の周波数や電圧、S/N比が増幅器などを通してどのように変化していくのか理解する必要があります。

この辺りの計算問題がメインで出題されますので演習を繰り返し解いて完答できるようにしておきましょう!

ちなみに僕はここの計算問題に最後まで手こずったので早めに対策しておくことをオススメします!!笑

ここの分野は送信機・受信機併せて毎年4問出題と微々たるものですが、油断せずに習得していきましょう!

次回は工学Aの中でも特に対策が難しい通信システムに関して書いていきます!


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