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一陸技⑦ ~工学A:デジタル伝送・電源・雑音~

こんにちは。
Kotaroです。

引き続き一陸技工学Aの各論について書きます。

デジタル放送とは登場して久しく経ちますが、地デジの伝送方式について出題されます。
アナログ放送との違いを意識しながら勉強を進めていくと効率よく学べます!!

電源・雑音は今までの各論と異なって工学基礎のような内容が出題されます。
回路問題が多く、計算問題も回路理論に関する問題が多く出題されますので不安な方は再度工学基礎に戻って復習をしておきましょう。

いずれも内容自体は難しいのですが、類似の問題が毎年出題されておりますので過去問を繰り返し解いて理解すればそんなに怖くないかなと思います。

それではポイントに移りましょう。

①回路問題に慣れる

電源の分野は回路がたくさん出題されます。
類似の問題が出るといえど、回路構成が微妙に異なるので丸暗記では太刀打ちできません。
特に整流電源や安定化回路といった応用的な回路が出ますので繰り返し納得しながら解くことが大切です。

回路に関する心構えとして電験三種の方で記事を書いていますので下のリンクから読んでみてください!!

②地デジの伝送に問題に気を付ける

ここは工学Aでもトップクラスに入るほど難しい内容かなと勉強しているときに思いました。

取っつきにくい上に計算問題が多く出題されるので最初は全くペンが動きませんでした。

難しい内容の中でも特に手こずったのが伝送パラメータの計算問題です。
大抵5点問題で4つの穴埋めに入る正しい値の組合せを選んでいくのですが、最初の穴埋めが分からないと手も足も出ないので繰り返し類似問題を解いて穴埋めに完答できるように訓練しておくのが合格の近道となります。

ここは本当に難しいです。
僕も伝送パラメータの計算問題は最後まで手こずったので受験者の皆様もお気を付けください。

③計算問題は繰り返し解く

先ほどの伝送パラメータの計算問題に加え、雑音の計算問題も非常に難関です。

大学の頃、制御工学をやっていた人は一部理解が楽な部分もありますが、学んでない人は理解がかなり難しい部分もありますので、そういった問題は思い切って計算の流れを一から覚えてしまいましょう。

式展開を始め、流れを覚えてしまえば多少出題される数字が変わっても対応はできるかと思いますので、デジタル伝送と同様に、手が慣れるまで繰り返し問題を解いて頑張りましょう。

今回の分野は本当に計算問題が難しいです。
根性論になりますが、どうしても難しい計算問題はとにかく繰り返し解いて覚えていくことが合格の秘訣だと思いますので、プライドを一旦机の片隅にでも置いといて、愚直に問題と向き合っていきましょう!!

次回は工学A最後の記事になります。
引き続きよろしくお願いいたします!!

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