“聞く側オンリー”だった人間が、初めて「登壇者」になって気づいた3つのこと 【#ハッシン会議】
一週間分の声帯を使った気がします。
90分間しゃべり倒して、すべてを出し切りました……。
(自宅に戻る前に、カフェで一人反省会しながら書いています)
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以前からお仕事でご一緒させていただいている井上 千絵さんにお声がけいただき、「イベントで登壇する」という大役を仰せつかってまいりました。
今回は、主に広報やPR、編集者の方々が参加されている #ハッシン会議 というコミュニティ内での勉強会。
参加された皆さん、講演後に質問やごあいさつに来ていただき本当に熱心な方々が集まられているな〜という印象を強く受けました。
こうやって、一つのテーマについて様々な立場の方々が一緒になって学んでいくスタイルって、とてもいいですね!
ハッシン会議、ぜひチェックしてみてください!
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さて、ここからはタイトルにもあるように、これまで「イベント」というと100%聞く側オンリーだった人間が、初めて「登壇者」という立場になってみて気づいたことがありました。
今回は、熱も冷めぬうちに、感じたことをまとめてお伝えしたいと思います!
1.やっぱり参加者の「うんうん」は大事
今回の講演では、おこがましくも冒頭で「登壇者から3つのお願い」なるスライドを用意しました。
というのも、やはり温度感やら話すスピードやらが完全に手探り状態で進行していく中、もしも参加者の方々からのリアクションが0だったとしたら、おそらく不安でしようがなくなり、迷走してしまうのが目に見えていました。
「あれ、これ全然伝わってない…?この話、みんな当たり前……?」
そんな自分の中の「疑心暗鬼」が暴走しないように、予めご協力を仰いだのが功を奏しました。
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結果、参加者の方々はみなさん優しい方ばかりで、おそらく半分くらいはこちらを励ますがごとく「うんうん」う強めにうなづいてくださりました。(みなさん、本当にありがとうございました…!)
今度、自分が聞く側でイベントに参加した際には、しかめっ面ではなく、ちゃんと「うんうん」うなづきながら聞こうと心に誓いました。
2.質疑応答タイムでは、自分が思ってもいなかった答えが引き出される
講演終了後には、決まって「質疑応答タイム」がありますよね。
講演内容は事前に準備ができるので大丈夫でしたが、この「質疑応答タイム」はどんな質問が飛び出すかが予測不可能なため、それはもう緊張しました…!
何とか(少なくとも見かけ上は、)必死に平静を保ってる風を装いましたが、自分の脳みその中のハードディスクから「カリカリカリカリ…」と音が聞こえてくるのがわかりました。
ただ必死に“カリカリ”させた甲斐もあって(?)、自分でも思っても見なかった回答が内側から引き出されていくような感覚を覚えました。
質問していただいた方の参考になったかはわかりませんが、少なくとも自分の中では、しゃべりながらも「あれ?そんなこと考えてたの?」と少しビックリしてしまうくらい奇妙な体験でした。
常時こういった場面ばかりだと大変ですが、時にはこういった「何か即座に答えなきゃいけない状況」を意図的に作り出すというのもアリなのではと思ったりしました!(「時には」で十分ですが)
3.「準備が8割」は本当。おもてなしの精神は何にでも効く
「準備が8割」「段取り八分」なんて言葉がありますが、あれ、本当ですね!
実際は当日の講演直前まで“準備”してましたが、そのおかげもあって、いざ始まってしまえば思った以上に集中して臨むことができました。
また、講演中も何度かお伝えしたましたが、仕事を進める上で「おもてなし」の精神は、得することはあっても、損することは0だなと改めて確信を持てました。
つまり、何かサービスを提供する側の人は、受け取る側の目線に立っていくら考えても「考えすぎ」ということは無いのだなと。
時々ナチュラルに“おもてなし”ができてしまう人もいますが、一般の人は相手のことを多少考え過ぎるくらいでちょうどいい気がします。
10個用意して、3個でも効果がでれば3割ですからね。3割バッターなら一流です!
まとめ
ふだん記事を読んでばかりで書いてないなという人は、今度は自分で書いてみると何か新しい気づきが得られるかも知れません。
ふだんサービスを受ける側の立場ばかりだなと感じたら、今度は自分で誰かを「おもてなし」してみると新しい知見が得られるかも知れません。
ふだんイベントには「聞く側オンリー」だった人間が、今回初めて登壇者になって、そんなことを思いました。
(本日参加された皆さま、イベントにお誘いいただいた井上さん、刑部さん、素敵な時間をありがとうございました!)
※「聞きそびれた!」とか「今回は参加してないけど、質問したいことがある!」という方は、TwitterのDM よりお気軽に。
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