『envy』

三文芝居で下手打って
表を真っ赤に染め上げた
へり下り続けて自己防衛
保ってる楽観的勘違い

人混みかけ分けた街角
ほうほうの体で逃げてきた
迷いなくベッドに身を投げる
比べてる圧倒的アビリティ

神様やっぱり教えてよ
あんたがくれた贈り物
それ一体なんだったの?

どこかに行きたかったなんてウソさ
ホントはあのまま消えたかったのに
もしも部屋で一人なら
知らないままでいれたのに

やりかけの宿題そのまんま
時間は流れてくだけ
やらなきゃダメなこともそのまんま
宿題忘れたの僕だけ

どこかに行きたかったなんてウソさ
ホントはこのまま消えたかったのに
隣でダイヤが光るから
その輝きで目を焼いた

神様やっぱり教えてよ
みんなに渡した贈り物
僕にもちゃんと渡したの?


作詞:高橋冴太朗
お題:劣等感と卑下
構成:A-A2-B-C-D-C2-B2
コメント:ストーリーとして解決しないで、疑問符で終わらせたのは初めてかも。向こうでは才能のことを『gifted』って言うみたい。ら抜き言葉に抵抗。
2021.10.15

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