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3日目に就活をやめました。

3日前に就職活動をやめた。理由は、今起業することにしたからだ。迷いはないが、不安は十分すぎるほどあると言っても良い。来年の4月から毎月20万円の安定した収入を得られることはもうないと考えると不安になる。(笑)

今、起業を決意した理由

もともと、「27歳までに起業する」という中間目標を設定した上で就活していた。それを5年ほど早めただけと考えれば大したことはない。しかし、社会を知らない今の私が起業を決意したことには大きく3つの理由がある。
1つ目は、起業するのに必要なスキルや経験がそもそも何かわからなかったからだ。就職活動の面接では、よく「あなたが考える起業に必要なスキルや経験ってなんですか?」と聞かれてきた。自分なりに考え、「人脈や信頼」「営業力」など答えを出してきたが、ピンとこない。正直、心の中ではこう思っていた。
「分かんねえよ」
そりゃそうだ。(笑) だってやったことないのだから。なら1度やってみよう。失敗して1年や2年くらいドブに捨てたっていい。失敗するつもりはないが、そう思っている。
2つ目の理由は、27歳になれば起業しないことのメリットが非常に大きくなっている可能性があるからだ。社会に出て5年もすると、守るべきものが増えているかもしれない。人並みに昇格、昇給しているかもしれない。それらがさらに私にブレーキをかけるだろう。
3つ目の理由は、就職して働くことで起業の成功確率はそこまで上がらないと考えたからだ。成功している人の多くは、失敗経験の方が多いのではないだろうか。若い時から数え切れないほどの失敗を経験し、偶然ある事業がヒットし、成功したのではないだろうか。事業の成功確率は当人の能力にも依存するが、運や時代背景などの要素の方が大きいと考える。そういう仮説を元に、早くから当人として数え切れないほどの失敗を積み重ねたいと思う。

私にブレーキをかけていたもの

私は、大学3年生で22卒の新卒として、就職活動を1年ほど続けてきた。比較的就活スタート時期も早かったし、割いていた時間も多い方だったと思う。ありがたいことに内定をいただいていた企業さんや最終面接前の企業さんもあった。そのようなこともあり、うまくいく保証もない起業という選択肢のために就活をやめることに対して、「もったいない」と勘違いしていた。さらに、私の性格的に周りの友人たちが皆就活を頑張っている事実にも影響され、流されていた部分も大きいだろう。

その後の生活

決断したその日に会社の説明会や面接の予定を全てスケジュール帳から消した。予定が何もない日が3日以上続くなんていつぶりだろう。まあまあ忙しい就活生がいきなりニートになったわけだ。ただ、本当にニートになるために就活をやめたわけではない。できることをがむしゃらにこなしていきたいと思っている。選んだ道を正解にするしかないのだから。
ただ、生きている感覚はより一層強まった気がする。今は自由に使える時間が多いからだが、時間に縛られずに生きるのは久々だ。そういった面では理想の自分に少し近づけたような気がする。不安と同時にすごくワクワクしている自分がいるのだ。ただ、この状態がずっと続くわけではないことくらい分かっている。本質的に理想の自分に近づけるようにやりたくないことも含め、行動し続けたいと思っている。

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